コゲのブログ

開成水辺フォレストスプリングス数釣り攻略法/スプーンと縦釣り/コゲのカンツリ釣行記

神奈川県足柄上郡開成町にあるニジマスの管理釣り場開成水辺フォレストスプリングスにて数釣り攻略をしてきました。このエリアはアクセスが非常によく、東名高速大井松田インターチェンジから約10分のところにあります。小田急線開成駅下車徒歩15分なので、電車で来ることも可能です。

このエリアの魚は良型のものを多く入れており、通称色物も各種入っています。

昨年は、2回このエリアで貧果に終わったので、今回はリベンジ的な釣行になります。ただ、時期的には、そろそろニジマスの適温を越えてます。数釣りをするのは簡単ではないと思いながらの釣行です。

それでは、当日の実釣の模様を書いてみます。

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まず、レストハウスのテラスからサードポンドの様子をみると、沢山の魚が表層を泳いでライズをしていた。これを見て水温がかなり高いのが分かった。この表層の魚にとらわれていると、ドツボにハマることがあるので要注意!

このエリアは広くて、3つのポンドがある。あちらこちらと場所を変え過ぎてもパターンがつかめなくなるので、今回はサードポンドに徹することにする。水深は2メートル前後。

まずは、ルアーの代わりにドライフライを水面に浮かして、表層の魚の反応をみたが全く無視。 ストリーマーフライに変えて沈めてみても全く反応なし。爆釣ルアー・リーチとXスティックで表層を攻めるも反応なし。表層タイプのクランクベイトも反応なし。

やはり、表層で泳ぎ回っている魚は釣れそうでいて釣れないのだ。

試しに、爆釣ルアー・クレイジーボムと鱒の華でボトムを狙うも全くバイトなし。これは相当厳しい釣りになると覚悟を決める。ネオスタイルの最強の爆釣ルアー・クレイジーボムが効かない。これはポンドタイプのエリアでは珍しいこと。

さて、状況がおおよそ把握できたので、スプーンのパイロットルアー・ファクター1.2グラムで表層を丹念にトレース。数投目でバイト有り。爆釣ルアーよりスプーンの方がよいのかと思いきや、その後が全く続かない。

表層のレンジをカウントダウンでかなり小刻みにトレースしても反応なし。リトリーブスピードを変えても反応なし。カラーローテーションをしても別のタイプのスプーンにチェンジしても反応なし。何をしても反応なし。周りのアングラーも誰も釣れていない。

この状況は相当厳しいと判断。そんなことは素知らぬようように、魚たちは気持ちよさそうに表層を泳ぎ回りライズを繰り返している。

場所を移動して魚の様子をみると、同じ向きを向いて静止している魚の群れがいた。スプーンを後方から引いてみたが反応なし。というか、スプーンを見て魚が逃げる。試しにネオスタイルのエアー0.18グラムを引いてみた。サイトでバイトが確認できて、ようやく本日の1匹目ゲット!

● 貴重な1匹目 約25センチのレギュラーサイズ

しばらくこの群れの魚が、エアーで遊んでくれた。最大45センチの綺麗なレインボー混じりで数匹ゲット! ルアーを見切られて反応が無くなるまでしばし遊ぶ。

● 45センチの良型レインボー かなりパワフル 

場所移動して、スプーン、ネオスタイルを試すも反応なし。あれやこれやと何をしても反応なし。さらに場所を変えても反応なし。他のアングラーも誰も釣れていない。当日の状況と、過去2回貧果に終わっていることから、このエリアでの数釣りは難しいと判断。

ここで、マメ知識。このエリアの魚は、40センチ以上になると身がサーモン色(鮭色)になる。他のエリアは不明だが、ここの魚はそのようになるそうだ。これを目当てに来ているアングラーもいるようだ。身がサーモン色のニジマスを三枚におろしてムニエルにしたら、さぞ美味しそうな気がする。

そうこうしているうちにランチタイムとなる。レストハウスのレストランでカレーを食べて一休み。この時点で午後2時。エアーを使わなかったら、第1ラウンドはボーズになっていたところ。カンツリのボーズはさすがにヤバイ! スプーンではないが、一応型をみれて一安心。カレーを食べて、第2ラウンドの作戦を立てる。

● レストハウスのカレーライス なにげにスパイシーで美味しい!

第1ラウンドは午前10時から午後2時のピーカン。この時間帯はあまり釣れないのが普通。サードポンドメインに第2ラウンドの夕まずめに勝負をかけることにした。

第2ラウンドは王道スプーンで開始。太陽が傾き始めて日差しが弱くなったせいか、スプーンでバイトあり。レンジとリトリーブスピードを探ってようやくスプーンで1匹ゲット! しかし、同じルアーが続かない。ルアーチェンジをしても初めだけで後が続かない。表層レンジをかなり小刻みに丹念に探るも同様。中層・ボトムも同様。

一般的にその日のアタリルアーというものがあるのだが、それがなかなか見つからない。レンジとリトリーブスピードはおおよそ分かってきたので、ルアーローテーションを小まめにして何とかポツポツ釣れる感じ。ここのお魚はお利口さんかも・・・

夕刻になり、ゴールデンタイムの到来! しかし、ゴールデンタイムにしては、スプーンのバイトがほとんどない。ライズは相変わらずある。表層タイプのクランクベイトを引くも反応なし。

ここで判断。スプーン派としては不本意だが、この日のゴールデンタイムは、裏ワザルアー・ネオスタイルのエアー0.18グラムで縦釣りに徹することに決めた。何故ならば、釣れない釣りほどつまらないものはないから。

● サードポンドとレストハウスの景観

まず、エアー0.18グラムで鉄板のボトムズル引きをするも、根がかり多発で釣りにならない。巻きフォールに変えてみるとバイトあり。結構反応がよい。場所はサードポンドの水車の辺り。

超軽量ルアーなので、遠投は出来ない。せいぜい10メートル位しか飛ばない。しかし、その範囲内に沢山魚がいてバイトもある。ライズしている群れの下にやる気のある魚がいるようだ。ライズの中に投げて、巻きフォールをすると釣れてくる。タナは中層からボトム。

コンスタントに釣れて、その内良型が3回ヒット! 2匹はゲットし、ともに50センチオーバーのスーパーレインボー。1匹はバイトの瞬間に合わせ切れでラインブレイク。かなりの良型だったような気がする。

大物とのやりとりは釣りの醍醐味だ。XULのスローテーパーの非常に柔らかいロッドに2.5ポンド(0.6号相当)のラインなので、スーパーレインボーとのやりとりはスリリングで非常に面白い。ここの魚はパワフルで、ランディングネットに入れるまでに3分くらい要した。

午後6時の営業終了時間までエアー一筋で遊んで納竿とした。

● 50センチオーバーのスーパーレインボー パワフルでスリリング

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以上、開成水辺フォレストスプリングスでの実釣報告でした。

● 釣果

スプーン 約12匹(レギュラーサイズ)

エアー  約20匹 

大物   45センチ1匹 50センチオーバー2匹

.

● ヒットルアー

ネオスタイル・エアー0.18グラム

数釣りといえる釣果ではないけれども、過去の経験からして、このエリアはもしかしたらこんな感じかもしれないですね。

朝まずめを釣ってないので分かりませんが、夕まずめ時はそこそこ釣れました。早朝か夕方なら楽しめるような感じです。真っ昼間のピーカンはやめた方が無難です。曇りか小雨ならもう少しよいのかもしれませんが・・・

ここは数釣りをするよりも、身がサーモン色の良型を狙うと面白いかもしれないですね! 食べても美味しそうだし。良型が多く入っているので、お持ち帰り尾数が少ないのも分かるような気がします。

管理釣り場の春は表層。特に春の開成水辺フォレストスプリングスは表層パターンという神話があるようです。しかし、表層で泳ぎ回ってライズしている魚は無視した方がよいと思います。ライズの多い場所の中層又はボトム付近にやる気のある魚がいました。これが、今回の釣行で分かったこのエリアでの釣れパターンのような気がします。

これからの時期は、夕涼みにサーモン色の良型を狙うと楽しめるかもしれませんね!


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