横浜南釣り同好会の8月船シロギスが非常に好評だったので、9月も船シロギスをやろうということになりました。
ところが、いつものごとく天気模様が怪しく当日は小雨の予報でした。
結果、釣りは中止として祝勝会(懇親会)のみとしました。
当日小雨模様の天候不順という予報のため釣りは中止にしましたが、私はあきらめていませんでした。
何故ならば、私は30代の頃に伊豆のメジナを追い求め、週末は磯を駆け巡っていた磯釣り師だったので少々の雨ぐらいは慣れていました。
しかし、雨が降ると降らないとでは釣りへの影響が大きく異なるのです。
雨の釣りは必ずなんらかのトラブルが起きます。
どんなトラブルが起きるか知っていないと釣りどころか大変なことになります。
ということで、同好会の釣りは中止になりましたが、私は小雨程度の釣りは慣れているので単独釣行をすることにしました。
マイロッド(ダイワのアナリスターキス)を持参して、金沢八景の荒川屋さんから午後シロギスで出船しました。
● 金沢八景の老舗船宿荒川屋さん
荒川屋さんは駐車場が広く、おかみさんも船長もスタッフの方も親切なので気持ちよく釣りができます。
釣り方も教えてくれます。
手ぶらでもOKです!
食事もできます。
ただ、あらかじめ電話で船が出るか確認した方がいいです。
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天気予報とは裏腹に雨は降ることなく風もほとんどなく快適な釣りができました。
しかし、この日の午前は大雨で潮が壊れてしまい非常に厳しい釣りになりました。
船宿指定の15号のオモリがあっという間に流されて底がとれないのです。
オモリが海底に着いているのか船釣り初心者の私には分からないという状況です。
シロギスは砂地の底にいる魚なので底がとれないと釣りになりません。
15号以上のオモリを持っていなかったので、底がとれないまま感で釣りをすることになりました。
隣の女性釣り師は、アンダーハンドキャストで15メートルくらいチョイ投げしてコンスタントに釣っていました。
潮がガンガン流れているのにもかかわらず、私の倍のペースで釣っていました。
釣りを心得ている相当のつわものとお見受けしました。
船宿の関係者なのかな?
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案の定釣果は実釣2時間半で16匹という貧果でした。
東京湾は今回のように潮が早くて釣りにならないことがあるので、今後は念のために20号と25号のオモリを持って行くことにしました。
それとエサ取りが非常に多いので、青イソメも多めに持って行った方がいいですね。
● 右側の船で出船しました 最近の釣り船はカッコイイですね!
潮が早くて釣りにならなくてもなんとか祝勝会の人数分だけは釣果が確保できたので一安心ということにしました。
条件がよければ半日で誰でも簡単に二桁は釣れます。
半日30匹は釣りたいところです。
祝勝会では7名参加して大いに盛り上がりました。
● 釣り師ご用達のシロギスの刺身
シロギスの刺身は美味ですね~!
これだけは釣り師しか食べれないのです。
シロギスは「釣ってヨシ 姿ヨシ 食べてヨシ」というところから魚の女王と呼ばれています。
年内にもう一度船シロギスをやりたい気分です。
シロギスはそれくらい面白い釣りものです。
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観音崎より内側の内湾で釣るので船酔いの心配もありません。
船酔いが心配な方は、酔い止め(アネロン)を飲めばまず酔うことはないと思います。
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横浜南釣り同好会では10月はアジの船釣りを予定しています。
奮ってご参加ください。