1、王禅寺の夏のナイター攻略法について
コゲスタイルでは釣れません。
サブロー池又はゴロー池で黒スプーンを使うといいでしょう。
レンジはド表層から1メートル以内です。
スプーンは1.2グラムくらいのウォブリング系で派手目に泳いでアピールするものがよいです。
グロー系のルアーをUVライトで光らせても釣れますが、私の場合には黒スプーンの表層狙いの方が王禅寺では実績があります。
何故黒スプーンなのか、それは表層を狙うので街灯の光でルアーがシルエットになって魚からよりよく見えると考えられるからです。
黒スプーンで中層以下を狙っても、街灯の光が中層まで到達しないので魚からの視認性が悪くなるという理由で釣れないのです。
ハマると連チャンモードに入ります。
2、王禅寺でダニエルの使用について
このルアーは飛距離を重視したバイブレーションルアーです。
もともとソルト用に開発されたものです。
例えば、東山湖のような大規模エリアで絶大な威力を発揮するときがあります。
王禅寺では飛び過ぎて、他のアングラーとのお祭り等トラブルになるので使用しない方がよいです。
王禅寺で使用する場合は、平日や雨天で空いてるときにのみ使用します。
ウエイトがあるので、あっという間にボトムに沈んでしまうので使い方が難しいです。
夏場の基本は表層になるので、着水即巻きになります。
ロッドは上向きに構えます。
リーリングスピードはバイブレーションが手元に感じ取れるくらいです。
3、ロデオクラフトNOAjr1.2グラムについて
ロデオクラフトの基本ルアーはNOA1.8グラムです。
このルアーはロデオ軍団では基本中の基本になります。
動きは派手目のウォブリング系です。
ロデオクラフトの名手森田さんが開発したルアーとして知られています。
基本的な釣り方は1.8グラムから入ります。
魚がスレて来たら1.2グラムに変えます。
スプーンの釣りではルアーローテーションが非常に重要になります。
基本的なローテーションとして、1投目は自分のパイロットルアーを投入します。
次はカラーを派手系から地味形へと落します。
次はシルエットを大き目から小さ目へと落とします。
私の場合は午後から釣りに行くので既に魚が非常にスレています。
よって、シルエットを最初から落とした1.2グラムを使用することになります。
NOAjr1.2グラムは、私の基本スプーンです。
ロデオクラフトは老舗のメーカーであり信頼して使えるルアーだと思います。
ロデオクラフトのNOA1.8グラム、NOAjr1.2グラム、ジキル1.1グラムを持っていれば、ほとんどのエリアで対応できると、ロデオクラフトの福田さんが言っていました。
それプラスでフォレストのファクター1.2グラムも持っていればなお釣れるように思います。
基本は一定巻きをマスターして、カウントダウン、リーリングスピード、ロッド角度などを試行錯誤して正解を見つけます。
ストップアンドゴー、巻き上げ、巻き下げ、タップ、などの応用技はしない方が簡単に正解が見つかります。
あまり複雑なことをすると正解から離れて迷宮入りしてしまいます。
自分で正解を見つけるのが釣りの面白さです。
4、王禅寺でキメラ、エアーのサスペンドについて
私は王禅寺でキメラのサスペンドで、約1時間で40匹くらい釣ったことがあります。これは後にも先にも一度だけです。
サスペンドとは、ただ竿下にキメラをぶら下げているだけです。たまにチョンチョンと誘いを入れます。
サスペンドで釣るならキメラよりエアーの方が効果的です。
魚が竿下で元気よく泳いでいるのが確認出来たら、エアーで誘いをかけてサスペンドすると、勝手に魚の方から食ってきます。
これはナイターで魚の活性が非常に良いときに効果的です。
サスペンドで釣るなら東山湖の桟橋がお勧めです。
サスペンドは中層にルアーをぶら下げておく釣り方です。
チョンチョンと誘いをかけアタリを待つだけです。
この場合にもアタリのあるレンジを見つけることは重要です。