横浜南釣り同好会の第二回釣行会が行われました。
今回は、金沢ヘリポート前の岸壁にて、メインターゲットはバクダン釣りによるアジ狙いで、サブでメジナ狙いのウキフカセ釣りをしました。この場所は、休日には3メートル間隔で釣り師が並ぶという有名場所らしいです。
東京湾のアジの状況を見ると、好調だったのでいけるのではないかと密かな期待をして釣行に臨みました。しか~し、現場の海を見た瞬間、一抹の不安がよぎりました。風はさほどないのですが、白波で時化(シケ)ているのが一目瞭然でした。海が荒れているのです。
「シケてる」と日常用語でも使いますが、これは釣り用語の「時化てる」から由来している言葉です。釣り師というよりも漁師さんの使う言葉ですね。時化てる=漁ができない=魚が取れない。釣り師にとっては、状況的によくないということです。
時化てるときに魚はなぜ釣れないのでしょうか。深場に移動して捕食しないという説があるようです。ということは、浅場には魚がいない!ということです。
それでも、UA会員のバクダン仕掛けはよくできていて、投げても絡まず、結構遠投のできるものでした。SM会員は初めてのバクダン仕掛けをいとも簡単に遠投していました。バクダン仕掛けを正面に遠投するのは結構難しいのです。ゴルフと関係があるらしいです。メジナは波が岸壁で跳ね返り、ウキがすぐに沖に流されてしまい非常に釣りづらい状況でした。あれでは、仕掛けが安定しません。
夕方になるにつれて、波しぶきが岸壁を乗り越えて、ウキ釣りは水しぶきとの戦いながらの釣りになりました。ST会員はそれでも結構頑張りました。YKは会長の意地を見せ、ビシャビシャになりながらアレヤコレヤやってましたが、UA会員からリタイアのサインが出て納竿としました。
バクダンは、UA会員、UR会員、OY会員、SM会員。メジナは、ST会員、YK。みなさん波しぶきを浴びながらよく頑張りました。会員のになさんに拍手!
胃袋はアジモードになっていたので、反省会行きの途中でサミットに寄り、UA会員とST会員とでアジを買って居酒屋さんに持ち込みました。こういうのは、釣り人生の中で初めてです。漫画が現実になってしまいました。サザエさんの波平さんになってしまいました。
居酒屋のママさんに調理をお願いして、アジ三昧の反省会になりました。アジのたたき。アジのナメロウ。アジの唐揚げ。金沢岸壁のアジがサミットのアジになってしまいました。(笑
次回からは、魚を買ってから釣りに行こうという案も出てくる始末です。SM会員から今度は釣れる釣りをしてほしいとのことでした。釣れるときは釣れるんですが、自然にはかなわないという反省会の結論になりました。
みなさん結構頑張って、それなりに楽しめたとは思います。とはいっても、釣り同好会である以上、やはり釣れるにこしたことはありません。
次回は、ぬくぬくワカサギ釣りなので大丈夫でしょう!
ワカサギの揚げ物は美味しいですよ!
みなさま お疲れ様でした (^-^)