神奈川教区の堀浩二さんという方が「悦びの広場」というブログを書かれています。
私が「ブログを立ち上げよう」と思ったのは、この「悦びの広場」を偶然検索したときです。
今も、変わらず楽しみにしていて、パソコンに向かった時は、必ず読ませていただきます。
その「悦びの広場」に、7月7日付けで、お母様が亡くなられた文章がのりました。
お母様が亡くなられたのが5日。
2日後に、ブログで文書を書かれてます。
冷静な精神力に驚嘆します。
私の母も、堀浩二さんのお母様とおなじ、風邪が原因でした。
私は、泣いたり騒いだりするのは嫌いですから泣きません。
でも表に出さない分、悲しみが内にこもるようです。
四拾九日の法要が終えるまで、祭壇が家にありますから、朝起きたら祭壇がある。
何故、祭壇が家にあるのか思い出せないのです。
母の写真が飾ってある。だから母の祭壇らしいのは解ります。
でも、何故祭壇があるのか解らないのです。
姉に電話をして、「お母ちゃんの祭壇があるけど、どうして?」と聞いたのを覚えています。
認めたくないものを、記憶しない、という自分のようすを始めて経験しました。
「人間は死んでも死なない永遠の命。あの世でまた会える」と思えたとき、私はやっと落ち着きを取り戻しました。
あの状態で、会社がくれる「忌引き休暇」があけて会社に行きましたが、よく迷わずに会社に行き、ミスも出さないで仕事をしたと、今も不思議なほど私は「変」でした。
私のあの時の状態を思うと、堀浩二さんの冷静さにびっくりします。
「悦びの広場」の文書のなかに、「一度家族になった者は、永遠に別れることがない。来世でまた別の関係か、もしくはまた親子という関係で再会することができる。」とあります。
うれしい言葉です。
足りてない親孝行を、沢山できる機会がまたきっとある。そう思っています。