おはようございます。トピアリー宮崎です。
京都ドイツ文化センターの依頼を受けてドイツからのお客様Saskia Gronebergに「日本のトピアリー」のある場所を案内しました。
Saskiaさんは美術家・写真家として活躍する方。
また、Saskiaさんは「あまり完成度が高くなく思わず「くすっと」笑えるような動物のトピアリー」に興味があるとのこと。
そこで東京都北区のテーオーシー保育園をご案内しました。
ここは1945年(昭和20年)の第二次世界大戦後に旧陸軍兵器補給倉庫が進駐軍である米軍の兵器補給基地(Tokyo Ordnance Center)となったところに隣接して設けられた保育園。
兵器補給基地で働く日本人従業員の児童を預かる保育所として1949年(昭和24年)開設され、この補給地の頭文字をとりT.O.C.保育園と名付けられました。
保育園がトピアリーを導入したのは2000年(平成12年)。
19年も園児たちを見守っているのですね。
副園長は「私たちにとって当たり前のようになってしまったトピアリーに、ドイツの方が興味を持ってくださるとは」と訪問をとても喜んでくださいました。
文化の懸け橋にもなり得るトピアリーって素晴らしいですね。
▲テーオーシー保育園の園長先生、副園長先生と
▲19年保っているトピアリー
▲欧米人にとっては日本の刈込みも「トピアリー」らしい