他の病院では看護師長だけど、この病院では未だに婦長と言ってます。
大先生と若先生がいますが、大先生は看護師を名前のちゃん付けします。
○○ちゃんと呼ばれる看護師は、50半ばの主任さんです。(曲者ですね)
もう一人手強いのがいます、それが主任と力を二分した婦長なのです。
仕事は出来るとは言いません、婦長が夜勤の時は、普段の夜勤の人と、
仕事内容が違います、シーツ交換の日でもやりません。
注射も次の日の、常勤の看護師が出勤してから、やらせます。
そしたら何をしてるかって?
殆んどテレビ見て過ごしてます(-_-)
そして詰所の、裏側の病室に居るベルさんは、詰所で喋る声がいちばん
近い所にいますから、夜勤中の婦長の一人ツッコミが、全部聞こえます。
感動したりすると、惜しみない拍手が長く続きます。
今日は、婦長の独り言の総集編です(^^)
テレビはマラソンだったり、バラエティー番組だろうと思います。
わぁ!凄いこの子!
小学2年で凄いわ(拍手が続く)
<この後新入り爺ちゃんの、トイレ介助で30分中断>
滅多に鳴らない、ナースコールが鳴りました。
ウォシュレットがうまく使えなかったみたいで、婦人用のボタンを押そうとして、
そこは押したらダメダメって言われてましたね、全部聴こえるんだもの(^_^;)
トイレ介助終了(20分程)
ここからどうもマラソンか駅伝か、トイレに行く時テレビが点いてた。
詰所に帰ると、いきなりの応援が始まりました。
頑張れ、愛媛はどこよ、愛媛もちゃんと映さんかい
映すとこが悪いわい、要らんとこばかり映してから、おっ、居ったが(^^)
ほらほら頑張れ〜!そうじゃ そうじゃと、また拍手
あぁぁ〜と奇声を出したと思ったら、また割れんばかりの拍手で
もっと行けるじゃろ〜頑張らんかい、応援してるんだから
あっ、やっぱりなぁ〜若い子には負けるねぇ〜
こんな応援が1時間弱続きました、もう煩くて煩くて…^_^
ひとりでテレビ見て、ここまで騒げる人は珍しい。
声の大きさは院内NO.1ですから、途中のトイレ介助の声もまる聞こえ(^_^;)
新入り爺ちゃん便秘で困ってる様でした、婦長の時に限って、不運な爺ちゃん。
はい、新入り爺ちゃんの名前は「不運な爺ちゃん」に決定!
病棟中の人が、不運な爺ちゃんのトイレでの苦悩を、知ってしまったのです。
デリカシーのない婦長って事、不運な爺ちゃんは知らないからね。
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