道東を発見する旅 第3の人生

潜水30メーター、ブラックアウト、知足安分

今週は、最近の自分の近況を書きます。

潜水にチャレンジ

亡くなった嫁さんが、よくプールでの潜水を自慢していた。

嫁さんは、中高と水泳部だった。泳ぎは遅かったけど、潜水で25メーターまで行き、そこでターンして、そのまま半分くらいまで潜水できてたらしい。だから25メーター足す12.5メーターで約40メーターくらい潜水していたと言っていた。

自分も潜水は嫌いではないのだが、25メーターが限界だ。壁まで行くと苦しくて浮き上がってしまっていた。

今、通っている十三のゴールドジムにはプールがあるので、時々、泳ぎに行っている。最近、プールの壁を蹴ってそのまま進める距離が伸びてきた。けのび姿勢が良くなってきたのだ。

今なら潜水のままで25メーターのターンが出来るかもしれないと思ってチャレンジしてみた。

潜水30メーター

すると、25メーターまで行って、ちょっとバタバタしながらも無事にターン出来たのだ。
そして壁を蹴ってクロールで泳いで、ひとかきして呼吸した。これで潜水30メータはいったのだった。

その後、ゆっくり休憩して、もう一度挑戦したが、再度30メータ行けたので自信がついた。

プールからあがって、インストラクターの、いかつくて身体がゴツイ元スイマーのお姉さんに、かくかくしかじかだった、と話した。

インストラクターとの会話

すると、そのお姉さんは、「そうなんですよ、男性の方は潜水が好きなんですよねえ、女性はそうでもないんですけど」と言う。

そして、「プールサイドで見ていて、なかなか浮いてこないから心配することも結構あるんですよ」、と言っていた。

その時は、その言葉を軽く考えていた。

家に帰ってネットで検索すると、無理すれば大変な事になりかねないという事を知って愕然とした。

ブラックアウト

潜水を頑張り過ぎるとブラックアウトが起こって気を失って失神し時に致命的になるそうだ。

それで想い出したのだが、自分は、昔テレビ、シンクロの奥野史子さんが、潜水の記録に挑戦していて、あがった途端、ブラックアウトになったシーンを見ていたのだった。

ブラックアウト、って怖い言葉を想い出しぞっとしたのだ。

今回、調べてみると、なんと、そのテレビのシーンがYoutubeにアップされていたので懐かしく見直した。リンクをはっておきます。

奥野史子さん 潜水81m60
https://www.youtube.com/watch?v=KcWjbyGTcU0

以下、動画のコメントを拾っています。

挑戦する前のコメント

「現役の時も潜っててよく息を止めすぎて気を失っちゃうんですよ。

泳いでいる途中で意識がなかったんですよ・・・もし浮いちゃったら誰か助けてくださいね」

確か、昔この番組をみた時、自分はそんなオーバーなと、( ̄∇ ̄;)ハッハッハと笑ってみたような覚えがある。


事件が起きたのが1:55からです。

挑戦後のコメント

「でもね途中で意識なかったんですよ、私。選手の時も無意識で動いているんですよ・・・・」

何と怖ろしい事なのだろう・・・・。

ブラックアウトは前触れも何もなしに突然やってくるそうだ。
気がつくと自分が横になって天井が見えていた、口の中の水を吐き出して・・・なんて普通に書いてあったりする。

感想

自分の行くプールは、普段から泳いでいる人がそんなにいない。またスイマーは多くが爺さん婆さんで、若い人は数えるほどだ。

さらに夕方から夜にかけては、長い間、プールに監視員がいなかったりする。

自分が潜水に挑戦していて意識を失って沈んでしまったら・・・とそんな場面を想像するだけでゾッとして、このチャレンジは封印することにした。

2,3日後、プールに泳ぎに行ったが、びびってしまって、潜水中の25メーターのターンをやろうとしたが、完全に心が萎えてしまっていた。

水からあがって、プールサイドで水泳インストラクターと「ブラックアウト」の事について話したのだ。

すると、彼女は「もう少しいける、という記録を伸ばしたいという心に酸素不足の身体がついていけていないので、心と身体がチグハグになってしまってブラックアウトは起こるんですよ」という、若いお姉ちゃんにはあるまじき、素晴らしく哲学的なコメントが返ってきたのだが、全く同感である。

人間の欲望には限りが無いので、ある程度のところで納得するのが大事で高望みしてはいけないという事なのです。

昔から「知足」という言葉があるが、欲張ってしまうと、とんでもないことになるので、自分も潜水30メーターで、とりあえずは満足しておきなさいという事なのだ。

以下、参考までに知足について載せています。

知足

足ることを知ること。自分の持ち分に満足し安んじて、欲張らないこと。(「老子‐三三」の「自勝者強、知レ足者富」から)

知足安分
《足りることを知り、分に安んずること》満足することを知らないと、どんなに豊かであっても安らぐことがないということ。置かれている状況を自分に見合ったものとして不平不満を抱かないこと。

全国の警察車両が勢ぞろい

今週の後半は、大阪でG20が開かれます。自分の通っている十三のジムの近くの淀川の河川敷には、全国のあちこちからやってきた警察車両がズラッと並んで駐車しています。

機動隊のバスとか4WDとか、ナンバーが札幌だったり、埼玉、千葉、名古屋などなど見たことも無いロゴマークがあったりします。

写真は、ジムのあるホテル(淀川の川べりにあります)の駐車場で見かけた札幌ナンバーの警察車両です。

北海道の地図をバックに熊の絵が描かれていて笑ってしまいました。

週の後半は大阪市内全域で厳しい交通規制が行われるため、遊びに行くのも躊躇するところです。

何も起こらなければいいですけどね。

リンク付きサムネイル

 


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