朝日ダム
重力式コンクリートダム
木曾川水系飛騨川 岐阜県高山市
訪問日 2023/4/22
久々野ダムから市道寺附線を飛騨川上流へ3km弱、数分で到着するはずでした、、、
ダム手前1kmの地点で、写真の通り通行止め。
ちょっと不思議なことに、通行止めの理由が表示されていません。冬期間通行止とか、工事中とか、崩落のためとか。問答無用で通行止めという事でしょうか。
市道寺附線は、現在の国道361号が開通するまでは、国道361号でした。この通行止めになっている付近に小さな集落と八幡神社があります。で、ここまでは必要な道だけど、この先は通行止めにしちゃえ、という意図でしょうか。それだったら朝日ダムの向こうで通行止めにしてくれてもいいのに(と、想像)。
右端には人が通れるほどの隙間がありますし、一番右のバリケードは重しもなく簡単に動せそうです。中電さんが用があるときだけ通れれば良いって感じかな。
そんなことを考えつつ、うろうろしていると
突然の大音響での放送。最初は谷間にこだまして何を言っているかわからなかったのですが、
「こちらは中部電力です。発電所の水を放水(放流とは言わなかった)するので川の水の量が増えます。川にいる人はすぐに川から上がってください。」
その後に長いサイレンが2回、もう一回アナウンス。アナウンスの内容は大体ですが、こんな感じでした。
いつも見かける注意標識にあるサイレン。初めて聞きました。
川の水が増えるところも見たかったけれど、河原もよく見えず残念。
まぁ、これはこれで珍しい体験をしました。
さて、このエリアは、アーチ式、中空重力式、重力式という3つのタイプの5つのダムがあり、ダムめぐりするにはいいと思っていました。しかし、すべてのダムで天端立入禁止、到達できないダムもあります。詳しく見学したかったら、ダムに許可を頂き、道路通行の許可も頂かなければなりません。そういったことが出来る上級者向けのエリアなのだなぁ、と思い、初心者は帰路に着いたのでありました。