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ダムの奏でる

志戸松尾起伏堰(稲生沢川ファブリダム)

志戸松尾起伏堰(稲生沢川ファブリダム)

 ゴム引布製起伏堰

 稲生沢川水系稲生沢川 静岡県下田市

 訪問日 2025/1/10

 

 道の駅「下賀茂温泉湯の花」にて青野大師ダムのダムカードを頂き、国道136号を東進、下田の街を通過し稲生沢(いのうざわ)川を遡ります。やって来たのは志戸松尾起伏堰、別名稲生沢川ファブリダムです。三日町頭首工などと同じくラバーゲートとなります。(ファブリダムは住友電気工業(株)の登録商標)
 現地看板によりますと、目的は「農業用及び緊急用」とのこと。緊急用とは、防災目的でしょうか。ラバーゲートは萎んでおり貯水しておりませんでした。すぐ上流にある志戸橋が工事中であり、工事のために貯水していないのか、非かんがい期で貯水しないので工事を行っているのか、どちらかでしょうね。
 小さな堰堤ですのでじっくり歩いて眺めました。農業用の取水口は両岸にあるようです。右岸に魚道。堤体に銘板があり『志戸松尾起伏堰(ファブリダム)』と表記されています。その道路側に操作室があり、覗き込むとポンプや操作方法の掲示がありました。
 情報のあまりない志戸松尾起伏堰でしたが、なかなか面白く見る事が出来ました。機会があれば、貯水しているときを見てみたいものです。

 


右岸下流から眺める

 


右岸真横から

 


萎んでいるラバーゲート

 


左岸にある取水口

 


右岸から堤体と下流を眺める

 


志戸橋からの眺め

 


志戸橋から上流を眺める  重機が見られる

 


左岸下流から眺める  右岸の取水口は土嚢の左側にある  現在はポンプで吸い上げているようだ

 


左岸からの堤体

 


左岸から堤体と下流を眺める

 


銘板  腐食して読み取りにくい

 


操作室

 


操作室の内部

 


注意看板と工事看板  注意看板には「農業用及び緊急用に川の水を貯めています。」と書かれている  6月末までの工事だとかんがい期に水を貯められない?

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