奈川渡ダム
アーチ式コンクリ―トダム
信濃川水系梓川 長野県松本市
訪問日 2023/9/16
ついに来てしまいました。安曇三ダム! 奈川渡(ながわど)、水殿(みどの)、稲核(いねこき)とアーチ式ダムが3つ連なるという稀有なエリアです。とある目論見のため、後回しにしていたのですが、丹生川ダムからの帰路が国道158号を通るとあって、寄らずにいられませんでした。
まずは上流の奈川渡ダム。堤高155mは国内アーチ式ダムとしては第3位。ダム直下に安曇発電所があるため堤体にはゲートはありません。下流の水殿ダム、稲核ダムとの間で揚水発電を行っています。天端は国道158号で、交通量が多い。この日は三連休の初日、尚更でした。
右岸の駐車場に停め、展望台からの眺望を楽しんだ後、天端の上流面側を歩き左岸へ、展望台(歩道橋?)を渡り下流面側へ。右岸へ戻るというコースを歩きました。ダム湖『梓湖』の貯水量はかなり少なめ。翌日の新聞で上高地で水不足という記事が載っておりました。おかげで上流面のドーム形状が良く分かったのですけれど。
下流側を見下ろせば、発電所がミニチュアのように見え、高さを実感。雄大なアーチ型ダムを満喫いたしました。
右岸からの下流面 初めてじっくりと見る
安曇発電所を見下ろす 堤体直下にあるのが発電所1~2号機(発電専用)、軍艦みたいなところが発電所3~6号機(揚水兼用)
右岸からの天端 この道を通って乗鞍高原のスキー場へよく行きました
右岸からの上流面 ドーム形状の曲面が素晴らしい
右岸展望台から堤体を望む
同じく展望台からの俯瞰
天端中ほど 上流側に張り出し展望台となっている
ダム湖『梓湖』
下流側を眺める 堤体の影もアーチ
左岸からの下流面
同じく下流面を魚眼レンズで
左岸からの天端
左岸からの上流面
左岸展望台から天端を俯瞰 スローシャッターで
左岸にある非常用洪水吐
非常用洪水吐 ローラーゲート2門
ガントリークレーン スターウォーズのAT-ATウォーカーみたい
梓湖碑
説明板
旧梓川テプコ館 一階に少し展示があるようだったが、開いていないと思い込み入らず終い