畑薙第一ダム
中空重力式コンクリートダム
大井川水系大井川 静岡県静岡市
訪問日 2024/5/23
ダムめぐりを始めて間もないころ、静岡市に来たついでに足を延ばそうと井川ダムへ行った際、延々と続く狭い峠道に「もう来たくない」と思ったものですが、長島ダムにダム印を頂きに行くとなれば付近のダムへ行きたくなるというもの。井川ダムから更に上流にあるのが畑薙第一、第二ダム。この二つのダムの間で揚水式発電を行っています。井川ダムからミキサー車が行き交う狭い道を40分。直前の県道60号から下流面を眺めて、ようやく堤体へ。堤体周囲のスペースは広々としています。モニュメントのような展望台から下流面を眺め、広い天端を歩きます。クレストゲートは上流側に張り出していていて間近からじっくり見る事が出来ます。ゲート上に覆いがないのは不思議な感じ。水殿ダムもそうだったなぁ。左岸に渡って上流側に少し歩き、また下流側に戻ります。洪水吐導流部の下部がポッコリしているのは、堤体内に発電所があるため。他にない造形です。
堤高125m、堤頂長292mは中空重力式として国内1位。1962年(昭和37年)竣工。偉大な歴史的ダムを堪能いたしました。
右岸からの下流面
県道60号から 下にあるのは変電設備
樹々の隙間からクレスト部をズームアップ
右岸天端高欄 銘板が埋め込まれている
右岸からの天端 ライダーさんもいました
右岸からの上流面
洪水吐導流部を見下ろす
下流を眺める
ダム湖『畑薙湖』を眺める
No.1クレストゲート 上流側に張り出しているのでこのように見る事が出来る
左岸からの下流面
洪水吐導流部の下部 ポッコリお腹 あるいはムーミン
左岸天端高欄
左岸からの天端
左岸からの上流面
インクライン
右岸にある石碑
管理所の壁に掲示された概要板
ゲート銘板
水利使用標識