ダムの奏でる

稲核ダム

稲核ダム

 アーチ式コンクリ―トダム

 信濃川水系梓川 長野県松本市

 訪問日 2023/9/16、2023/9/24

 

[2023/9/24]
 前回訪問時は旧道に下りダム直下へアタックするのを諦めましたが、居てもたってもいられず一週間経って再度の訪問。比較的近いダムなのでなせる業です。
 国道158号の明ヶ平洞門を抜けてすぐの細い旧道に下ります。が、すぐに舗装は切れ、冠水している。意を決して突っ切ったところ、すぐにバリケード。ここから徒歩で。明確に立入禁止にはなっていませんが、人に「見に行けますよ」とは簡単に言えない状況です。遊漁料の看板はありますので釣り人などは入ってくるのでしょう。
 そういった感じで旧稲核橋を渡り右岸へ。かなり堤体に寄って撮影。最後は左岸、発電所手前から。小振りながらダイナミックな堤体を堪能致しました。

 


旧稲核橋から正面

 


左岸、堤体間近に寄って

 


右岸、発電所手前から

 


水利使用標識


[2023/9/16]
 水殿ダムから数分、安曇三ダムの末っ子、稲核ダムです。三基のうち、どうやって見ようか一番悩んでいたダムです。まず、駐車場がない。これは管理所前のスペースに停めさせていただきました。それから構内立入禁止。すぐ下流にある『稲核橋』から下流面正面を見られるのですが、橋幅が狭いので十分な注意が必要です。行って確認はしていないのですが、左岸を通る道は立入禁止と思われました。旧道に下りてダム直下へも行けそうでしたが、今回はそこまで攻められず。
 堤高は60mと一番小さいですが、クレストにローラーゲート5門を備え存在感をアピールしています。左岸下部のハウエルバンガーバブルも個性的です。
 ビューポイントの少ないながらも、少しずつアングルを変え撮影いたしました。

 さて、安曇三ダムはいずれも下流面が東向きです。晴れた午前中ならば鮮やかな姿が見られたでしょうが、今回は午後の訪問だったため、逆光となりコントラストの薄い写真となりました。まぁ、遠い所ではないので、天気の良い午前中にまた来たいと思います。

 


下流面正面  手前に架かる旧稲核橋

 


クレストのローラーゲート5門

 


ハウエルバンガーバルブと稲核発電所からの放流

 


右岸からの下流面

 


ゲート部のアップ

 


右岸からの天端  構内立入禁止

 


右岸からの上流面

 


ゲートピアを真横から

 


少し上流へ歩いて上流面を望む

 


竜島発電所への取水ゲート

 


構内にある石碑

 


管理所

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