(4)カエルケージ自作計画【濾過システム編】

メッシュケージ作りも一段落したので、次は濾過システムの作成に移ります。

濾過と言えば、熱帯魚のように水で満たされた水槽で魚を飼うために特に必要なものだと思いますが、我が家にいる樹上棲のカエル達の飼育にも欠かせません。

ヤドクガエルの代表的な飼育施設に『ビバリウム』と言うものがあります。

ビバリウムとは、生体の生息環境を再現した飼育施設で、水中を再現したものを『アクアリウム』、陸上を再現したものを『テラリウム』、水辺のように水中と陸上を再現したものを『アクアテラリウム』と言います。

カエルやイモリなどの両生類の多くは水辺に生息し、アクアテラリウムでの飼育が適していると思います。

アクアテラリウムは水中も再現するため、水の循環と浄化をする濾過システムが必要になります。

水の循環と浄化には濾過以外にも定期的に古くなった水を新しい水に交換する方法もあり、爬虫、両生類専用のケージには飼育水の交換がし易いように排水口がある物もあります。

自作中のカエルケージでは市販の水中ポンプや底面フィルターを使い、飼育水の循環と浄化を行う濾過システムを作成します。