みつはしちかこ先生の『春のあらし』を、思い出す季節です。

4月もはじまり。

今日は5日。

年度末。

新年度。

別れの季節が来ると思い出す詩があります。

それは、チッチとサリーの『小さな恋のものがたり』の、みつはしちかこ先生の詩です。

『春のあらし』という題名です。

私ごとですが、8年間勤めていた会社を辞めました。
そこを辞める前は、その会社の関連会社に7年半働いていました。
同じ敷地内にある為、同じ場所に15年半の間働きました。

3/31まで籍を置きました。

円満退社でほっとしました。

事務職しか経験がない私が、4/1から初めて取り組む職種の仕事です。

まだ、いっぱいいっぱいですが。

結構な年齢です。

こんな年齢で、再出発できる事に感謝しながら頑張りたいです。

そんな時に、
ふと思い出した。

春のあらし。

辞める時に職場の皆さんから、頂きました。ありがたいです。

また新しい一歩です。
また、新しい出会いです。



『春のあらし』

去りゆくものと

訪れるものと

激しい季節の交替に目を閉じると

灰色の空の彼方から

いつか 遠い日に

枯れてしまったはずの花々が

また それぞれの色をつけて

舞い戻って来るのが見えるのです。

目を開けて！

あたしの たくましいお友だち

あたしの なつかしいお友だち

あたしの ……………恋しいヒト

ゴーゴーたる 春の嵐の中で

あたしの うれし涙の さくら草を

こぼれないように

抱きとってください。

みつはしちかこ著



舞い戻って来るのが見えるのです。までは、いつも季節の変わり目に口ずさんでいたのですが。
最後があやふやだったので、検索したら出てきました。

とっても懐かしいです。