さてさて
久しぶりのブログ更新となります。
今日は
知り合いの女性から
ギターを直して欲しいとのことで
ギターを弾く人が増えると
うれしいので
安請け合いしましたが
これが
結構大変だった。
ギターは
ヤマハのRGX512Pというギター。
約30年くらい前のギターですね。
しかしながら
保存状態は良好だったので
本体はイケる。
が
ロッキンマジック2のネジがない。
で、裏側のスプリングも
かなり錆びている。
ネックのダブルロックナットの部品が
なくなってしまっている。
ということで
新品と交換することとしました。
で、交換前に気付いたのですが
このギター
トーンのツマミがオンオフ出来て
ブリッジのピックアップを
シングルコイルとハムバッカーに
切り替えられるのです。
だから
S.S.SとS.S.Hになるんですね。
30年前のギターなのに
なんと革新的!
で、
ピックアップカバー外して
清掃
裏のカバーも外して
清掃
もう何もかも清掃
これまでのギターの中でも
凄い汚れだったけれど
30年の時を越えて
このギターがまた
音を奏でる。
なんとも
ロマンチックですよね。
それにこのギター
その女性のお母さんに買って貰った
とのことで
思い出も詰まっているので
なんとか
復活させてあげたかった。
惜しむらくは
このギター
ロッキンマジック2
というヤマハ独自の
物で
中々手に入らないので
泣く泣く
その女性に聴いて確認後
フロイドローズに交換となりました。
で、
指板をローズウッドオイルでフキフキ
マスキングテープで養生後
フレットをピカピカに磨きあげ
各ネジも錆びているものは交換
ネックのロックナットも本体ごと
交換
レモンオイルで
本体をフキフキしたあと
カルナバオイルで
コーティング。
どうですか
生まれ変わったかなあ。
その後
弦を取り付け
弦高やら
ピッチ調整やら
細かく行い
試奏。
バッチリ。
危惧していた
フロイドローズとの相性も
問題なし。
ああ
良かった。
これなら
あと
30年イケるかな?
ただ
フレットは
消耗しますが。
それ以外は
イケると信じて。
いやあ
30年ぶりの思い出のギター復活。
喜んでもらえるかなあ?