荒木源著 オケ老人

ロシアのスパイが出てくる必然性など、疑問に思う点はいろいろ出てきます。
でも、高校時代の活動で楽器を手にしていた人たちが、
大人になってから再び演奏したくなる気持ちには共感できるところがたくさんありました。

自宅内に設置するプレハブ型の防音室が出るに及んで、感心してしまいました。
１畳半で７０万円程度なんですね。

最近はアマチュアのオーケストラの演奏会を聴く機会に恵まれておりますが、
良い演奏をＣＤで聴くのとはひと味違った感動を貰うことができます。
世にあまたある市民オーケストラの団員には、演奏を楽しみにしている市民がいることを
念頭に置いて、自らも大いに楽しんでいただきたいと思います。

それにしても、会費を払って演奏会を開催するのは何とも気の毒。
楽器やスコア、衣服にだってお金がかかるでしょうに・・・。



ちょうど今年、小学館から隔週刊のＣＤつき雑誌「ウィーンフィル魅惑の名曲」が刊行され、
その１冊目がドヴォルザークの新世界でした。

「梅響」の演奏を思いながら、一人にやにや聴いております。