9年前家の周りから離れない猫が、人懐っこいので、最初はご近所さんの猫かなと。
12月の寒い日でした。我が家の車の下でじっとしていました。
よく見るとおなかが、大きいので妊娠してるのかと思い急いで発泡スチロールで寒さをしのぐ家を作りました。
入ってくれるかな?ご飯はほかの外猫さんもいるので置きませんでした。
夜気になって見に行きましたら入っていました。
朝にご飯をあげたらガツガツ食べていました。
我が家には先住猫が2匹いるのでまずはケージで過ごしてもらおうとしましたが、
気にいらないようで、頭突きをして上から出てきてしまいました。
おまけに蟯虫がたくさん出てたいへんでした。
年明け、動物病院へ行き見てもらうと、なんと男の子でした。
お腹の大きいのは妊娠??ではなく虫だったようで、薬をもらって帰ってきました。
このころはまだ目つきが、しっぽを太くして怒ってあるいてました。鳴き声もふう~んにゃあ~~
文句ありそうな鳴き方でした。
ご飯はいち早くやってきて自分のご飯食べ終わると先住猫の残ったご飯を食べ、丸々と太っていきました。
だんだんと慣れてきて甘えるようになり
顔つきも丸く、目つきも優しくなりました。
娘にもされるがまま、愛嬌のある猫でした。
でも、やっぱり気が強い猫で、先住猫のトムとぷりんにちょっかいだしては叱られていました。
急に食べなくなったのは3年前の暮れ2018.12、年明け早々動物病院に連れて行ったらもう長くないと
それでも何とか食べてもらおうと思いましたが中々食べてもらえず、家で点滴うっていましたが、それも針が中々入らず嫌がるのを見ると辛くなりました。
だんだん小さくなっていく姿を見て、これ以上無理させない方がいいと思いました。
そういえば思い出しました。
子供のころ飼っていた猫が年を取ってよたよたと歩いていたら、母が何かを察したのか物置に行って寝なさいと、言って見送った。
その時私も一緒に見送った、物置に入る前に一度振り向いた顔が今でも忘れない、次の朝急いでご飯を持っていったらどこにも居なかった。
母に聞くと猫は飼い主に死に顔は見せないと言う。そういえば子供のころの家の猫はいつの間にかいなくなっていた。
あの頃は、今と違って自由に出歩いていたから、オス猫はほとんど帰ってこなかった。
我が家の猫ととろも野良生活が長かったのか、外に出たいと何度も玄関のドアをひっかいて開けてと訴えていました。かわいそうだがこのまま帰ってこなかったらと思うと外に出せなかった。
でも気が付くとどこにもいなくて家じゅうを探したら、狭くて暗い場所にいました。それで箱を作って暖かいものを敷いて暗い場所を作ってあげました。
落ち着いたのでしょう、安らかに虹の橋を渡りました。
これからもたまにととろの写真載せていこうかなと。