女子のビーチバレーは、長谷川暁子、石井美樹ペアと橋本涼加、村上礼華ペアが最後のアジア枠を争われたパリ五輪アジア予選第3フェーズに出ていました。
最後の中国戦で2勝(内1勝はゴールデンセット)で勝利した長谷川、石井ペアがパリオリンピック代表に選ばれました。
石井選手は東京オリンピックに引き続き2大会連続2回目、長谷川選手は初となります。
石井選手は前回の東京オリンピックは村上めぐみ選手と出場しました。
村上選手は現在も現役です。昨年のアジア大会でメダルを取ったときにペアを組んでいた溝江明香さんは3月末でビーチバレー選手を引退し、出身地の町田市に近い東京ではなく名古屋を中心に社業をしながらスポーツキャスターとしているようです。
長谷川選手は、前回の東京オリンピック出場権をかけた戦いをしていた時には二見梓さんとペアを組んでいました。二見さんは東京オリンピック予選敗退後に引退をし、現在は結婚し1児の母となっています。東レの関連会社に所属したままになっているかは定かではありません。
東京オリンピック後には相方がインドアに挑戦するためペアを解散していた坂口由里香選手とペアを組みましたが、昨年冬にペアを解散し、現在に至ります。
長谷川選手はNEC時代は旧姓内田で活動していてキャプテンまで努めましたが、インドアのシニアの日本代表に選ばれたことは一度も無かったと思います。インドアを引退して偶々出た大会で2位になり、ビーチバレーに本格的に転向したという経緯だったと思います。
最近、文京学院大学女子高校出身のVプレミアリーガーは出ているのですが、日本代表としての活動者も少ないしオリンピックに出場した人は初めてではないかと思います。
高校出身者としてはNECレッドロケッツに所属していた上野香織さん、柳田光綺さんがいずれも10年以上在籍しましたが日本代表には選ばれていません。柳田さんは6月よりコーチとしてレッドロケッツに残っています。
自力で出場が厳しいといわれたビーチバレーでも出場者が出たのは良かったと思います。
おめでとうございます。
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