先天性肝臓障害からの生還
母親に打たれた1本の注射による副作用で、この子は腹水が溜まり、肝機能が停止した状態で生まれて来ました。これはその子の集中治療室で起こった出来事の一部始終です。
教会で出会った幾人かの人々が、糖鎖栄養素で素晴らしい回復を遂げた歯科医の例を話してくれました。彼は肝臓移植を6ヶ月後に控えていたビューマウントの歯科医で、私が関心持った理由はその歯科医も私たちの子供ホーリーズ同様末期の肝臓病だったからです。
歯科医は糖鎖栄養素を摂り始め6ヶ月後肝臓を回復させ、予定していた肝臓移植は行われずに済んだのです。
ホーリーズは胎内で肝臓病の末期症状だと診断され、完全な回復は全く期待できない状態でした。私たちはすぐに糖鎖サプリメントを食べさせてほしい事を医師たちに打ち明けました。このサプリメントに毒性がないことはすでに何冊も本を読み調べていたので、何の危険性がない事を説明した。しかし医師らの返事は「ホーリーズに何も与えてあげることは出来ない。何故ならFDA(食品医薬品局)の出された処方リスト上にこのサプリの名前が載っていないと言うことでした。
しかしホーリーズは私たちの子供であり、決定権は我我に委ねるべきだと私たちは説得し続けました。この製品の安全性と体に及ぼす影響を説明した情報を収集し、糖鎖栄養素に詳しい医師に渡し、再検討してもらうよう説得した。
ついに私達は医師と栄養学の専門家たちにこの件について検討しあう為呼び出された。このサプリメントをホーリーズに与えることにより彼に何か異変が起きた際に、病院側は一切の賠償責任を放棄すると言った主旨の書類にサインすることを条件に私達の条件に応えると言うことでした。私達は勿論喜んでその条件をのむことを伝えました。
詳しい医療デレクターに連絡し、直接担当ドクターに電話でホーリーズに与える製品の正確な摂取量を説明していただくように伝えました。ホーリーズのコンディションはすぐに変化が見えず医師たちはただ沈黙しているだけでした。何故ならホーリーズに与えられるこれ以上の希望は何も残っていなかったからです。
医師らがサプリの箱にTUMBと大きな文字でラベルに書いた日を忘れることは出来ません。今となっては糖鎖、脂質、アシクロビル、薬が混合されたものをチューブより摂取している。現在は糖鎖栄養素が必ず毎日ホーリーズの処方箋の中に見ることが出来ました。後で分かったことですが、糖鎖栄養素がこのような形で病院で使用されたのはホーリーズのケースがはじめてだったのです。
しかし、変化はついに現実のものとなっていきました。摂取して5日目、肝臓に障害を抱えている人々が皮膚に生じる黄疸が完全に消えました。
私達は何かが起こり始めていることを確信しました。
この時点では、まだホーリーズの腹水症状の変化はなく、毎日計る腹部のサイズの変化は無い状態。しかし徐々に腹部の腫れは減少し始め、医師たちは彼の肝臓が正常に働き始めていくことに対して希望を見出すようになってきました。
これは糖鎖栄養素を摂取し始め数週間後、腹部の腫れも納まり始めてきた頃、超音波を撮りに放射線室に運ばれた時の事です。医師は放射線室に入り腹水症の部分にカメラを当てると7~8分間凍りついたようにモニターから目を離せずにいました。
何かを発見したような?または信じられないものを見てしまったような顔をしたドクターに「何が見えるのですか?」と尋ねても、医師は集中力をさえぎられるのを嫌うかのようにじっとモニターを見つめたまま何も返事をすることが出来ませんでした。
その10分後しびれを切らせた私がもう一度尋ねた。
「いったい何を見つけたのですか?」
医師は「いったい何なのか検討がつかない。こんなもの今まで見たことがない。」
「何だと思いますか?一度も見たことがないのですか?」
白髪交じりの年をとった医師で、見るからにこの病院に長年勤め、さまざまな物を見てきたスペシャリストであることに間違いはないのに、その医師から出た言葉に私は信じられない思いでいっぱいでした。
「私達は死体に超音波を当てたことは無いし、ましてや、活動停止状態の肝臓がここまで治癒していく状態も見たこと無いです。」
私がモニター越しに見たホーリーズの超音波には、流れ星のようなキラキラ光る星のようなものが見えた。まさしくディズニーのティンカーベルが現れたかのようだった。
医師は最後に「本当に何なのか分からないがもしかしたらカルシウムかもしれない。治癒していく過程に発生する物なのかもしれない。どちらにしても私には分からないことです。」
私達はこの超音波の写真を手に入れるべく放射線室に出向いたのですが、病院のポリシーに反すると言う理由で断られてしまった。おそらく私達がこの写真を何の目的で何に使用するのか懸念されていたからでしょう。早速法律家の友人に連絡しました。彼は直ちに病院に連絡し、写真を速やかに私達に渡すよう、さもなければ法的手段を下す旨伝えました。
病院は、驚く速さで写真を手渡してくれました。
毎日ホーリーズの腹部の大きさを測るたびにうきうきするような気分で45cmから幾つまで減少するかを心待ちにしていた。腹部の腫れは収まり始め感染の心配も無くなり安心してきた。後に糖鎖栄養素が肝臓にどんな役目を果たすのかも分かった。次の超音波がとられたときには肝臓のみならず、他の臓器も活動し始め、はっきりと超音波にも映し出されていた。彼の腹部の状態は10日間で明確に変化していきました。医師団も少し興奮気味になっていった。しかしまだ当惑した医師たちの顔が見えた。
ホーリーズはゆっくりながらもその後10日間も順調に回復に向かい続けた。
クリスマスも新年も病室で迎え家族皆で回復して行く姿を見守った。
やがてホーリーズが家に帰ってくる日がやってきました!
今ではすくすくと育つ元気な男の子です。
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