○○君のひとりごと 2

ちょっとひといき
富山不動産グループのブログです。

違うんですか!!?

2010年06月28日 | ターセル2
病院で診察を待っていた時の話です。その日は朝から大変混んでいて予約をとった人でも1時間は待たされていました。待っている人たちの中に一人、外国人のお母さんがいました。あまり詳しくないので名前はわかりませんがおそらく東南アジア系のきれいな色の民族衣装を着て、目鼻立ちがはっきりしていて遠くからでもきれいな人だなあとわかるようなお母さんでした。その隣にそのお母さんの子どもを一生懸命あやしている日本人のお祖母ちゃんがいました。お母さんはあまり日本語が話せないようで、お祖母ちゃんが子どもをおんぶをしながら右へ左へ行くのをにこにこして黙って観ていました。お祖母ちゃんは(この子眠いんだわ)とか、(おむつ替えた?)などと優しく話しかけています。そのうち、そのお母さんの持っている番号札が呼び出されたらしく、日本語がよくわからないお母さんにお祖母ちゃんがあなたの順番だよ!と教えてあげました。お母さんは子どもを受け取り、軽く会釈して診察室に向かいました。おばあちゃんもニコニコしています。

その後あまり間を置かずお母さんが子どもを連れて診察室から出てきました。顔の前で手を横に振り(違う)のジェスチャーをしているようです。
自分の番ではなかったようです。教えてあげたお祖母ちゃんは(あれ?おかしいねー。でもさっき確かに呼ばれたけどねー)とまた不思議そうな顔をしています。そしてこうも続けました。
「ところであなた日本語はしゃべれないの?」


私「!?」

ん?お祖母ちゃん!?あなたはこのお母さんの関係者ではないんですか!?その後の色々なやり取りを効いているとやっぱり身内ではなく、この待合場所で初めて顔を合わせた人のようです。

私はてっきり義理の母親なのかと勘違いしていました。見知らぬ人にも親切にしてあげる地域パワーは素晴らしいなと思うと同時にアグレッシブなおばちゃんパワーおそるべしと思わされる出来事でした。