宿泊型防災訓練について、お話をいただいたのはもう何か月か前になります。学校の施設を使う、中学生参加となると当然制約があるので、ちょっと大変だという思いがあったのですが、
目的がしっかりしていること、体験型を重視していることが大きいと思って、できるだけ協力させていただこうということで話が進んでいます。
地域防災とずっと言われていますが、防災教育の基本は、自分の命は自分で守る、助かった命で人を助ける、ということです。そういった意識を育てていくためには、体験型が一番だと私は思っています。
昨年の豊田中の課題を見た時に、地域防災の参加率はいいけれども、積極性に欠けるというのがありました。参加して、自分がそこで一体何をしたらいいのかが分からないということもあり、
一概に生徒を責めることはできません。
今回のこの機会に、ここの部署ではこういう仕事をしてくれる生徒を募集します等、具体的に出してもらえると、生徒達が、より自分達の動きがわかって、積極的に動けるのではないかと考えています。
出来るだけいい形にしたいと思っていますので、ご協力をお願いします。
長い夏休みが終わって、大きな事件事故もなく、生徒職員が全員そろって学校を再開できたことは、まずなによりとても嬉しかったことです。ちょっと見ない間に、私の身長を超えてしまった生徒。
夏休み前までは色が真っ黒だったのに、部活が終わったのか、「こんなに色白だったの」と言ってしまう位白くなった生徒。明るく登校してきたことを、嬉しく思っています。
この夏休み、日本全国で交通事故、水難事故、事件、病気、あるいは自殺で命を落とした中学生が十数人にのぼります。そういう学校は悲しみを持って学校を再開した、それを思うと、すごく心が痛みます。
私も30年前、夏休み中不慮の事故で亡くなった生徒がいて、当時の校長がその死を知らせて、すすり泣く生徒の声で学校が始まったという、大変悲しいことがありました。
そういうことは絶対にあってはならないと思っています。
自殺は、9月が一年の中で一番多い時期です。大きな悩みを抱えて、もちろんとってはいけない手段なのですが、どうにもならなくてそこにいってしまう。学校としても、ちょっとした子ども達の変化を見ながら、
細かなところから対応していきたいと考えています。何か心配な生徒さんがいたら、情報を入れていただけるとすごくありがたいです。
今年の夏休みは充実していました。
中体連 非常にがんばって県大会、東海大会、全国大会まで行ってくれた部活があったということ。法事と重なって県大会は行けなかったのですが、東海大会、全国大会、全部行って来ました。
終わった後、生徒から「応援ありがとうございました」と丁寧な挨拶。中には「予選で負けちゃいました。すみませんでした」と謝ってくる子もいて、「そんなことないよ、逆に連れて来てくれたことに
感謝しているよ、ありがとう」と話をします。子ども達はすごく満足した表情で報告に来てくれて、嬉しく思いました。
東海大会の応援の時、名古屋の会場は市街地がけっこう混むものですから、前日出発し、刈谷のハイウェイオアシスで車中泊しました。早朝ウォーキングの習慣があるので、朝5時に起きて車から降りて
広場へ行ったら、びっくりする光景があったのです。まだ暗い中、物も言わないで、数十人の人が行きかっていました。みんなスマートホンを持っています。これがポケモンGOか…
みんな大人です。異様ですよ。物も言わずに、携帯を見ながら歩いている。1人でガッツポーズしているのもいる。
これを見て、子ども達も夢中になっているけれど、楽しいのはもちろんいいのですが、使い方については気をつけなければならないと思いました。メールなどもそうですが、便利なものだからこそ、
しっかりと使ってもらいたいと思います。
いよいよ体育祭、台風が気になりますが、練習も本格的に始まっています。子ども達の本気で一生懸命な取り組み、そこから味わえるものは、自分自身の感動と、周囲に与える感動。これは間違いないと思います。
子ども達の本気の取り組みを、ぜひご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします。
担当:嶋田
目的がしっかりしていること、体験型を重視していることが大きいと思って、できるだけ協力させていただこうということで話が進んでいます。
地域防災とずっと言われていますが、防災教育の基本は、自分の命は自分で守る、助かった命で人を助ける、ということです。そういった意識を育てていくためには、体験型が一番だと私は思っています。
昨年の豊田中の課題を見た時に、地域防災の参加率はいいけれども、積極性に欠けるというのがありました。参加して、自分がそこで一体何をしたらいいのかが分からないということもあり、
一概に生徒を責めることはできません。
今回のこの機会に、ここの部署ではこういう仕事をしてくれる生徒を募集します等、具体的に出してもらえると、生徒達が、より自分達の動きがわかって、積極的に動けるのではないかと考えています。
出来るだけいい形にしたいと思っていますので、ご協力をお願いします。
長い夏休みが終わって、大きな事件事故もなく、生徒職員が全員そろって学校を再開できたことは、まずなによりとても嬉しかったことです。ちょっと見ない間に、私の身長を超えてしまった生徒。
夏休み前までは色が真っ黒だったのに、部活が終わったのか、「こんなに色白だったの」と言ってしまう位白くなった生徒。明るく登校してきたことを、嬉しく思っています。
この夏休み、日本全国で交通事故、水難事故、事件、病気、あるいは自殺で命を落とした中学生が十数人にのぼります。そういう学校は悲しみを持って学校を再開した、それを思うと、すごく心が痛みます。
私も30年前、夏休み中不慮の事故で亡くなった生徒がいて、当時の校長がその死を知らせて、すすり泣く生徒の声で学校が始まったという、大変悲しいことがありました。
そういうことは絶対にあってはならないと思っています。
自殺は、9月が一年の中で一番多い時期です。大きな悩みを抱えて、もちろんとってはいけない手段なのですが、どうにもならなくてそこにいってしまう。学校としても、ちょっとした子ども達の変化を見ながら、
細かなところから対応していきたいと考えています。何か心配な生徒さんがいたら、情報を入れていただけるとすごくありがたいです。
今年の夏休みは充実していました。
中体連 非常にがんばって県大会、東海大会、全国大会まで行ってくれた部活があったということ。法事と重なって県大会は行けなかったのですが、東海大会、全国大会、全部行って来ました。
終わった後、生徒から「応援ありがとうございました」と丁寧な挨拶。中には「予選で負けちゃいました。すみませんでした」と謝ってくる子もいて、「そんなことないよ、逆に連れて来てくれたことに
感謝しているよ、ありがとう」と話をします。子ども達はすごく満足した表情で報告に来てくれて、嬉しく思いました。
東海大会の応援の時、名古屋の会場は市街地がけっこう混むものですから、前日出発し、刈谷のハイウェイオアシスで車中泊しました。早朝ウォーキングの習慣があるので、朝5時に起きて車から降りて
広場へ行ったら、びっくりする光景があったのです。まだ暗い中、物も言わないで、数十人の人が行きかっていました。みんなスマートホンを持っています。これがポケモンGOか…
みんな大人です。異様ですよ。物も言わずに、携帯を見ながら歩いている。1人でガッツポーズしているのもいる。
これを見て、子ども達も夢中になっているけれど、楽しいのはもちろんいいのですが、使い方については気をつけなければならないと思いました。メールなどもそうですが、便利なものだからこそ、
しっかりと使ってもらいたいと思います。
いよいよ体育祭、台風が気になりますが、練習も本格的に始まっています。子ども達の本気で一生懸命な取り組み、そこから味わえるものは、自分自身の感動と、周囲に与える感動。これは間違いないと思います。
子ども達の本気の取り組みを、ぜひご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします。
担当:嶋田