出産前に骨盤を調整しておくと安産だったという例が沢山あります。
妊娠中の腰を反らした姿勢は、左右どちらかの仙腸関節を固着させる傾向があり、それが原因でどちらかの仙腸関節が開かなくなるのかもしれません。
自分で仙腸関節を緩める方法として、側頭骨を使う方法があります。
仙腸関節は後頭乳突縫合(後頭骨と側頭骨の間)に関係すると言われていて、ここを緩めることで仙腸関節が緩んで動き出しますので、やり方を紹介しましょう。
・まず、床か畳の上に寝るか、仙骨のしたに薄い本(単行本など)を置きましょう。
・耳の上に手根を当て、軽く内に圧迫しながら上に引っ張りましょう(側頭筋のストレッチ)
※耳の上には側頭筋という顎を動かす筋肉があり、これが硬くなると側頭骨や後頭骨の歪みになります。また、この頭頂の皮膚を引っ張り、薄毛の原因になると言われてますから、ここを緩めたらもしかしたら髪の毛が・・・
・次に耳の耳介の部分(耳の真ん中)を親指と中指で軽くつまんで斜め後ろ45度方向に軽く引っ張ってください。(強く引っ張りすぎると逆効果になるばかりか、めまい、吐き気、顔面神経麻痺などの症状が出る可能性があります)
・そのまま90秒
一日一回でいいですから一度試してみてください。
このやり方は施術でもよく使うやり方ですが、仙腸関節がカチカチに固まって動かない人でもあっさりと動き出すことがあります。
また、 側頭骨は横隔膜と関連していると言われていますので、呼吸がしやすくなったり、背筋を伸ばしやすくなったりします。
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