産後に足が痙りやすくなったのと、頭痛が出るようになったというお母さんが来られました。
産後はホルモンの変化が大きいので、しばらくは体調が安定せず偏頭痛が出る人も多いです。
この方は産後半年。
子供が大きくなってきてから体に不調が出始めたらしい。
検査すると、左のフクラハギが異常に張っていて、左肩から左首にかけてが緊張していました。
一通り施術をして筋膜バランスの調整。
かなり丸くなっていた背中が伸びて肩の張りが取れました。
姿勢を見ると、全体的に前重心になっています。
子供を抱くとどうしてもバランスを取るために腰を反ってしまい、その代償としてフクラハギの筋肉で重心を安定させようとします。
結果として足が疲れやすくなったりつりやすくなったりします。
本人が気づかないこういった事をアドバイスすることで劇的に症状は変わります。
二回目
どうしても重心が前に行きやすいので、もう少し立方のアドバイス。
この時に患者さんから歯列矯正を始めてから首の凝りが出始めたと新情報。
三回目
立ちかたのアドバイスをしてから意識するようになり、かなり背中も伸びて足の張りが無くなりました。
歯列矯正はまだまだ続くようで、どうしても左で噛む癖があり、その影響はまだまだ続きそうです。
前重心の人に「足の真ん中に体重がかかるように」と言ってもなかなか出来ません。
ですから、最初は「お腹を引っ込めることと、踵に体重をのせるように」とアドバイスします。
これが自然に出来るようになると無意識に足の真ん中に重心が移動するようになります。
人間の感覚は案外鈍感で、思ってるよりも体は動いてないもの。
前重心の人が真ん中をイメージしても前重心が変わることはありません。
まずは思い切って踵にのせてしまうことが必要です。
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