体の調整を行う自律神経には交感神経と副交感神経があります。
簡単に言えば、交感神経は体を興奮させる神経で、副交感神経は体をリラックスさせる神経です。
自律神経が乱れている人に多い現象として「お腹が硬くなる」というのがあります。
原因は精神的なものからくる姿勢悪化だったり内臓の不調だったり。
そしてこのお腹の中心にあるのが交感神経がかたまっている「太陽神経叢」。
硬くなったお腹はこの太陽神経叢に過剰に刺激を与えることで、交感神経が働き過ぎて夜に眠れない、背中が痛いなどの症状が出ます。
この過剰に刺激がいきすぎる状態から抜け出すには何がいいかというと「ウォーキング」。
お腹の奥には背骨の前に「大腰筋」というインナーマッスルがあり、これを動かすことで交感神経にゆるやかな刺激を与えることができます。
神経はゆるやかな刺激でリラックスすることは先日書いたとおり。
ゆっくりとした呼吸でゆっくり歩けば、副交感神経が高まり、交感神経の興奮がおさまると同時に、大腰筋が動くことでお腹から脚の血液循環が良くなり、同時に内臓を内部からマッサージする効果があります。
最近、花粉症などのアレルギーの原因として注目されている「小腸」にも直接マッサージすることが可能ですから、その効果は計り知れません。
やっと暖かくなってきましたから、1日20分、歩いてみてください。
どうしても歩けないって人は、5分ぐらい、お腹に両手を置いといてください。
自分の呼吸でお腹をマッサージする効果がありますから、脚がボワーっと暖かくなってきますよ。
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