オホーツク海 原生花園 編(71枚)
からの続きですっ
一夜明けて…
ホテルにレンタサイクルがあるので、早朝6:30から周辺をサイクリングしまして…
前夜、自転車の鍵は借りてあったので、朝、ホテルの物置みたいなガレージを自分で開けて、自転車を取り出しました(^-^;
ただ…、この日は霧が大量に発生していて、なかなかの視界不良な、名寄の朝でした…
50mくらい先が見えない、朝霧に包まれた宗谷本線でしたが、通常運転でした。
首都圏だったら、とっくに運休になっていると思われます…
そして、旅前の予習として、上空から(PCで)Googleマップで見て、少し気になっていた場所にやってきまして…
するとそこには、朝霧効果も相まって、なんとも言えぬ幻想的な光景(私見)が広がってました…
白樺の小径に入ってみました…
北欧の景色みたいでした(北欧に行ったことはないけど…)
童話の絵本とかに出てきそうな景色だとも思いました。キレイだったなぁ…vnl
とくに観光地ではないところですが、ふらっと行ってこんな光景に出くわせる、北海道の素晴らしさを感じました…
刈り取られた牧草が、キレイな円柱状に束ねられてました……
さらに自転車を走らせ、舗装された細い遊歩道へ…
その昔ここは、鉄道の線路が通っていた場所とのことです。歴史ロマンですね、
その延長線上には、その当時の名残として、SLが置かれていました…
レンタサイクルと一緒に撮影
そしてここには、名寄市の博物館がありました…
ホテルに戻り、自分でレンタサイクルを倉庫に格納しガレージを閉めて、鍵をフロントに置いて、ホテルを後にしました…
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ここからは、7:53発の宗谷本線普通列車に乗り、最北の地“稚内”へと向かいますっ。
稚内には、12:07到着予定で、約4時間15分のローカル線の旅です('ω')
道のりはこんな感じです…。
稚内には何度か訪問したことはありますが、鈍行列車での訪問は一度もなくて、なので1回稚内までの移動を、鈍行列車でしてみたかったわけでして(´- `*)
いつの間にか霧も晴れ朝の柔らかい日差しを浴びたワタクシが乗車する、稚内行き普通列車が名寄駅ホームにやってきました。
車内に、2ヵ所だけ机が設置されているこの向かい合わせの4人掛け座席が空いていたので、一人でしたが座りました…
車内は、終始空いておりました。
扇風機はボタン式で、乗客が任意でつけたり消したりします…
机があるので、何かと便利でした…
途中駅にて。
対向列車の運転士さんが、手を挙げて合図を送ってるのがクールです…
山の中を行きます…
線路は、天塩川沿いを進みます…
草原が美しい…
ホームが、板を敷いただけの「ぬかなん駅」…
手前のグレーの柵は暴風壁と思われ、冬季の暴風雪対策のためですかね。
途中、幌延駅にて23分の停車。ローカル線ならではの小休止…
ローカル線ですね…
乗りっぱなしですと身体が凝ってしまうので駅前を少し歩き回りました…
再び列車は、稚内に向けて走り出し、車窓には牛たちの姿が多くなってきました…
牧草食べ放題。
草ばかり食べて、よくあんなに大きな体に成長しますよね…
鈍行列車での、稚内までの道のりも、終盤戦です
こちらも、板を敷いて作られたホームです…
草原の向こうに、利尻島にそびえたつ“利尻富士”が薄っすらと…
●この辺までやってきました…
宗谷本線のハイライトが近づいてきました…
いきなり開けるパノラマ的な景色。列車もこの付近では徐行してくれます。
唯一、宗谷本線で日本海が望めるポイントです。
南国みたいな海の色…
この日の利尻島の利尻富士は、うっすらとしか見えませんでした…
そして終点、稚内駅が見えてきました。
12:07、定刻通りに稚内駅に到着です…
ホームに1本しかありません…
日本最北端の駅です…
こういう最果ての地には、時間をかけて行くことで、さらにその価値を実感できると思ってます…
西大山駅も指宿駅も、鹿児島県南部の地域です…
最北端アピールが多めですね…
ちなみに個人的に、稚内訪問は、通算5回目くらいでして…
初めて来たのが、なんと小6か中1の時で、友達3人だけで訪問した記憶があります。
まあ今となっては、親がよくぞ子供だけで北海道まで行かせてくれたものだと、驚きと感謝の念を抱いております…
名寄朝霧&宗谷本線鈍行列車の旅 編
は、以上でございます。
続き=“宗谷岬”編は、
こちらからどーぞ
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