トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

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『世界の奇書をゆっくり解説』の人が凄いと感じた話

2021年06月01日 07時07分39秒 | 日記

素人ライターとは言え、いや…だからこそでしょうか?

同じアマチュアでも「この人は凄いぞ!」と思う人に出会えると、心に響くものがあるわけです。

「負けていられないな!」と思えるほど私は前向きには考えられない性格ですが、でも「この人のようにありたいな」とは思うのです。

 

三崎律日/Alt F4』さんという人がYouTubeで世界の奇書に関する動画を公開していて元々はニコニコ動画畑の人らしいのですが、動画のクオリティが非常に高いのです。

特定のテーマに関して優れた解説を行う人は『へんないきものチャンネル』とか『ゆっくりヒコーキちゃんねる』とか、他にもおられるのですが

動画の内容に起承転結や序破急というような構成が出来ているのはもちろん、動画によってはオチも付いていたりして知識量だけでなく動画内で紡ぐ物語からも文才を感じる希有な方です。

三崎律日氏はその才能を見出され、実際に一般書籍を出すにまで至った事実があると伝えれば、私の感想よりもよほど信頼性があるでしょう。

私も参考にしようとその方の出されている本『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』を買おうと思ったのですが、レビューで☆は4.6と多いものの、その内容に物足りなさを感じる人が多いようでした。

そこが気になってよくよくレビューを呼んでみると…以下の様な意見がありました。

>少し残念なのは、書籍化するにあたって校閲なども入っており逆に簡潔にまとめられ過ぎていることです。
>動画シリーズは読み上げ音声もあり、図や写真をたくさん使っていてわかりやすく、また三崎さんの動画の構成が視聴者を楽しませる演出に富んでいるものでした。
>それらに比べると、先に本の内容を簡潔に説明し、綺麗に纏まっている解説に入っていく書籍版は少し物足りない印象でした。

(※Amazonレビュー引用)

私個人としても前述の方のレビューが『物足りなさが何なのか』の的を射ているのだと思います。

動画は音楽や画像の切り替えの妙、そしてネット特有の小ネタをはさんでいたことで独特の面白さを醸していたのですが、書籍ではたしかにその持ち味を生かし切れないでしょう。

確かに私が感じていた話の面白さや凄いと思えた点もそういった構成部分が大きかったので、書籍だと動画並みの感動は得られないと思い書籍の購入は保留することにしました。

でも動画自体はとても面白いので、私の駄文を読んで少しでも興味を持たれた方は『三崎律日/Alt F4』さんの動画チャンネルに足を運んでみてください。(ニコニコ動画はこちら)

 

ちなみに私のお気に入りは『世界の奇書をゆっくり解説 第7回 「軟膏をぬぐうスポンジ」ほか』と『世界の奇書をゆっくり解説 第9回 「ビリティスの歌」』です。