登録した通販サイトなら通販履歴は『受注番号』送付先として『個人の氏名』がメール内に表記されることを利用し、その二つがメール本文に入っているメールを正規のメールとしてフィルター分けする。
◆やり方
1.Thunderbirdにアドオン『FiltaQuilla』を導入し、メール本文チェックに正規表現が使えるようにする。
2.振り分け先のフォルダを作成する(例:通販履歴)
3.適当なフィルター名を入力する(例:購入履歴_注文番号&名前)
4.【全ての条件に一致(A)】を選択
5.【Body Regexp match】【が次とマッチする】に設定し、送付先の名字が山田、名前が太郎なら【(山田太郎|山田 太郎|山田 太郎)】と入力。
※氏名の空欄は中央を半角スペース、右は全角スペースにする。(と|と)は半角。
6.【Body Regexp match】【が次とマッチする】に設定し、送付先番地が123-45なら【(注文番号|受注番号|伝票番号|送り状番号|お問い合せ送り状|お問い合わせ番号|123-45|123-45)】と入力。
7.【以下の動作を実行する(P)】の項目にて【メッセージを移動する】に設定後、事前に作成したフォルダを指定してやる(例:購入履歴)
8.前回の『迷惑メール、フィッシング詐欺メールを除去するフィルタ更新版』と併せて使う場合は、前回の物より振り分け順位を上にする。
『送り状番号』『お問い合せ送り状』『お問い合わせ番号』はそれぞれ、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の追跡番号名称なので、これを入れることで受注番号のないAmazonや楽天市場以外の通販にも引っかかる…ハズ。
保険として番地も入れているので、最悪名前と番地で通販関係は振り分け出来るだろう。
フィッシング詐欺メールは上記画像の様に、大抵個人名ではなくメールアドレスしか本文に記載していないので、前回の『迷惑メール、フィッシング詐欺メールを除去するフィルタ更新版』と併せて使うことで通販メールを漏らさず、それでいてそれを装ったメールの大半は弾くことが出来る様になった。