まぁ新しい炊飯器を買って1ヶ月程経ったわけですが、良い炊飯器でご飯が美味しくなったかというと…数千円の差だとさして違いはないですね。
10時間以上保温した場合には以前よりお米が硬くなりにくく、内釜にお米がこびりつきにくいこと、そのおかげで洗いやすくなったのはメリットです。
見た目内釜のサイズは以前より小さく感じますが、厚みがあり実際に重く、またコーティングがしっかりとなされている印象があります。
お米がくっつきにくいのはそのコーティングのおかげでしょうね。
美味しいご飯を食べるには
- 洗米と炊く時に使う水が美味しいこと
美味しい水道水を使うか、最初の洗米とお米を炊く時は市販の飲用水を使うようにする - 食味試験でランクの高い米であること
形と味のバランスが良く、綺麗に精米してある米であること - 高い熱量と圧力を維持して炊くこと
お米のでんぷんがスムーズにα化する適切な炊き方をする - 米の状態に応じた適切な水量であること
米の銘柄・古米か新米かで水量を変える
特に1と2がご飯の美味しさの大きなウェイトを占めているのでなので、1と2を守れば3や4での味の差はもう好みと言い切って言いレベルだと個人的には思うのですよ。
特に水道水が美味しい地域に住んでいれば、6~7割は美味しいご飯になる条件を満たしたようなものです。
逆にどんなに高級なお米を使い最高級の圧力炊飯器を使っても、水道水が美味しくない地域でご飯を炊いたらイマイチな味になります(※実体験)。
で、私の住んでいるところは米所で水も県内でも極めて美味しい地域なので…炊飯器のレベルを1ランク上げたぐらいでは違いが感じられないのだと思うのです。
だって古い炊飯器で普通に炊いても、炊きたてなら塩をひとつまみかけるだけで、お茶碗二杯はいける程度には美味しかったのですから。
土鍋かガス釜で炊くか、その仕組みを再現出来る最高級の圧力炊飯器でも使えば、まぁ多少は味も良く感じたかもしれません。
土鍋で炊いたご飯はお焦げも味わえて良いですしね。
まぁ内釜内蓋などが汚れにくく且つ簡単に洗えるようになった事、長時間保温したご飯でも今までより美味しく食べられる点は炊飯器のレベルを上げた甲斐がありました。
美味しいご飯を食べるためには炊飯器を綺麗に保つことも重要ですし、洗浄やメンテナンスが楽であることに越したことはありません。
古い炊飯器の時は、まず内釜にぬるま湯をはってこびりついたお米をふやかす必要があったりと洗うのが面倒だったので、洗うのが楽になったこともワンランク高い炊飯器に変えたことのメリットの一つだったと断言出来ます。
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