インドの映画です
踊りは一切ありません
『めぐり逢わせのお弁当』(2014年公開)
英題は「Lunch box」とあっさりめですが、
この邦題は流石だな〜と思いました
インドには昼のお弁当だけを専門に配達するビジネスがあるようで、電子機器や伝票等も使わないシステムはハーバード大学からもお墨付きをもらっています(誤配の確率は600万分の1という精度)
ある日サージャン(イルファン・カーン)の元に美味しいお弁当が届けられました
そのお弁当を作ったイラ(ニムラト・カウル)は帰宅した夫との会話の中で、お弁当が夫の所に届いてない事に気付きます
とりあえず翌日も同様にお弁当を作って中に手紙を同封します
そして、返信するサージャン…
誤配はその後も続き、手紙のやりとりが続きます
冷めきった夫婦関係に悩むイラ
退社間近で孤独なサージェン
イラの手紙には『世界一幸福な国ブータン』に行きたいと綴られていました
インドの歴史背景等に詳しくないので、
把握しきれない部分もありますが、
何とかハッピ−エンドにならないかなと余韻の残るお話でした
東京のレストランが作ったこの映画のインスパイア企画弁当
(羨まし〜)
ナンではなくてチャパティとのこと
主役のイルファン・カーンは
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
のラストで成人したパイを演じた俳優さんでした
残念な事に今年の4月に53歳でお亡くなりになっていました