生まれつき特別な才能を持った子供を普通に育てたいという姉の遺志を守るのに叔父は色々苦労します
幼少期は大変です・・・その分可愛いのだけれど フーッ=3
『gifted/ギフテッド』(2017年公開)
母親が亡くなり、叔父フランク・アドラー (クリス・エヴァンス)と2人で暮らすメアリー・アドラー (マッケンナ・グレイス)は数学に天賦の才を持っておりました
生前の母親は天才数学者でナビエ–ストークス方程式に取り組んでいました
7才のメアリーは学校に行ってもモノ足りず
問題を起こし、やっと落ち着いたところへ祖母が登場します
本人も数学に興味を持っています
祖母は特別な教育をさせるべきだと
強引に親権を争う裁判を起こします
幼いメアリーにとって
どのような生活をするのが彼女の幸せにつながるのでしょうか?
子供の話は、やっぱりズルい(笑)
もっとコメディ要素の多いドタバタかと思っていましたが、
意外に抑揚は抑えられていて、しみじみとしたドラマでした
内容は奥深いです
ミレニアム懸賞問題とは・・・
★重要な意味がある数学的7つの難問のことで、それぞれに100万ドルの懸賞金がかけられています
★有名なフェルマーの最終定理は該当しません
★今現在、解決された問題は1問のみです(ポアンカレ予想)
★ちなみに、大学数学レベルの知識で問題の雰囲気が分かるものもあるそうですが、一般人には全く何を言ってるか分かりません
★ドラマに出てくるナビエ–ストークス方程式は流体力学の方程式で、理論的な理解が不十分なので、それなりにまとまった答が出ることを証明するというものです
おまけ〜
★本当に偶然なのですが、最近連続して見た映画の中に、共通の気になるフレーズがありました
奥さんが旦那のことを『中年の危機』(Mid life crisis) と言います
英国で普通によく使われてるんでしょうかね〜
ドキッとしました
★メアリー・アドラー を演じたマッケンナ・グレイスは来年
上映予定のゴーストバスターズの新作に出演してる様です