うちの会社にも「頑張る」とか「なんとしても」とか「いい感じで」とか、どうしようもない言葉でアピールしてくる社員が多いこと。
そうしたときって大抵、成果が出ていないときであって、迷走しているというこのと裏返しだったりします。
そんな言葉を鵜呑みにして「いつになったら成果が出るのかなぁー」と腕を組んで待っている上司はよほどのんきな性格の人です。
「成果」とは出ないときは出ないし、どうすれば成果につながるかの答えは結果論でしかありません。
五里霧中の状態だから「がむしゃらにやる」、「頑張る」、「一生懸命」といった言葉しかでないのでしょう。
組織の中で、みんなで「頑張る」といった言葉がでているときは、ヤバい状態と思ったほうがいいです。
さてそこで、ひとりが「頑張る」といった言葉を口にしなかったらどうでしょう。
上司も周りもその人に強く当たったり、仲間はずれにしたり、更には成果が出ないことをその人のせいにするかもしれません。
一丸となって「頑張る」の背後には、スケープゴートを作り出す条件がそろいやすくなるのです。
これは「頑張る」と「成果」とを結びつけている思考であるからです。
要するに、成果が出ないときは「頑張る」をアピールし続けるしかないということなのかも知れませんね。
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