5年ぶりの海外旅行を兼ねた、今年最後のイベントから一昨日戻りました。
帰国便のCAの方と入国後に話すチャンスがありましたが、乗ったフライトは完全な
満席、その日も5便くらい成田へ飛んでますが、どれも同じような状況だそうです。
コードシェアとは言え、基本はJAL便ですから日本人が殆ど。行きのフライトも
見た限り空席はありませんでした。これだけ海外に行ける人がいるんですから、
不景気なんかじゃないですよね、きっと。
出発時点では体調不安を抱えてましたが、セルフストレッチと
のおかげで無事回復、寝不足という部分を除けば、ほぼ完璧なコンディションで
臨めました。
走ること自体には絶対的な自信と余裕がありました。実際フロントインナーを一度も
使うことなく、殆ど脚を残したまま最長距離(メーター読みだと154㌔くらい)を
完走してます。走行時間は7時間弱と、コースレベルからすれば遅い部類ですが、
今回の楽しみ方を考えれば、こんなものでしょうかね。
3つに分かれたグループの最後、しかもその最後方から現地の方と牽制しながら
スタート。最初の数キロは、2000人以上という参加者中、ほぼ殿の位置取り。
ハイウェイ手前からは、日本人のサポートライダーの方と2列談笑で、足切り
すれすれのゆるゆるペースをキープ。
別の参加者のトラブル対応でお別れ後は、現地在住のライダーとラインを組み、
今回新たに設定された海沿いコースをゆるゆる。彼曰く、ここは日々の練習コース。
起伏のある海岸線はちょっとうらやましい。
最初のエイドからは、また別のサポートライダーとトレイルを始めます。ウォーム
アップも終わる段階で、以前であればここから一人捲り上げる走りに徹するところ
ですが、途中の足切りにさえ引っかからなければ、集団で走る方が格段に楽で楽しい
ですから、お言葉に甘えて合流させてもらいました。結局、このラインがベースと
なり、ゴールまで続きます。
ライダーは2人ともトライバイクの女性で、一人は出身がお隣レベルということで、
また走りながらのおしゃべりに花が咲く。そんなゆるい状況ですが、先発の参加者に
徐々に追いついて行きます。人によっては結構苦しそうな表情ですが、それを横目に
嫌味かと思われるくらいの余裕(実際にサラ脚…)で声掛けをしパス。途中横風に
取られ気味のところもありましたが、最後までゆるゆるはキープし前半戦終了。
後半はサポートライダーに加えて参加者の女性も合流、パラダイス状態でトレイルが
続きます。女性の参加者だとカップルが殆ど、基本2人だけの世界に入って走っている
人が多く、女性同士で来ている人だと、最長距離を走れる人の絶対数は限られます。
その中でモデルですか?的な方と元気印のかわいい娘さんが合流してきました。
それでも基本は隊列後方でゆるゆる。前走をパスする時は後方の車を抑えて前を
行かせるサポート役。登坂部分でペースが落ちると、すいすいと一旦前へ出てしまい、
頂上で停まって後方から上がってくる参加者たちをCHEER UP。
ガールズトークは出来ませんが、緩急つけた走り方で約80㌔の道のりを楽しみました。
サポートライダーの方からサポートライダーらしいとお褒めも戴けましたし、何より
ゴールの写真がめっちゃハーレム状態!でもどこで入手できる?
今回は3泊5日、行った翌朝に前日調整でその翌日は本番、次の朝には帰国という少し
忙しいスケジュール。5年ぶりですし、時間的余裕のある今回こそ、もう少しリゾート
気分をとも思いましたが、収入ゼロでの参加ですし、リゾート地に似つかわしくない
貧乏チックな旅行も楽しみの一つと考えてました。
着いた翌日の朝食だけホテルのレストランを使い、以外は近所の食料品店の弁当生活。
店内には日本人がやっている店もあったり、一般的な店としてはかなりまともですが、
何もかもボリュームがあり過ぎで、見ただけで食欲を失くすレベル。
結局あまり食は進まず、また最後はキャッシュも底を突きはじめ、帰国日の朝食は
バーガーキングのワッパー1個。その結果として帰国後に体重計に乗ったら、体重や
体脂肪率がかなり下がってました。
所謂お土産系もかなり限られたもの。自分へは怪しげなビタミンドリンクやキティの
バスタオルといった際物中心、帰国時に手荷物が増えることもなく、日本人らしい
(お土産袋抱えて)姿とは程遠い帰国でした。
本番前日にフリーオプションで参加できる調整走行にも、今回初めて参加しました。
過去2回は脚を貯めて本番に備えるという意識しかなかったのですが、走る意味合いが
変わり自分の脚力に相応の自信が備われば、これはこれで結構面白く走れるものです。
本番ではペースの合わない人とでも走れるほどのゆるゆるペースで、車両の調整も
兼ねて走れました。これもグループ最後方を走り続け、少~し遅めの方を勝手に
サポートしてました。はっちゃけ過ぎて集団から外れてしまうこともありましたが、
楽しむという点ではそれも良い思い出です。
日々楽しいことはありますが、環境も次元も違う楽しさというのは本当に久しぶり。
行き帰りのフライトの座席選択は誤りを繰り返しましたが、今の生き方という選択は
間違いがないようです。
これからは改めて試験モード、残り10日間で再度フル充填です。