<詰碁解答コーナー>
問題図(再掲)
黒1と打つと白2、4などで黒死です。黒1で2のところや4のところに打っても白Aで黒死です。よって、まともな手ではいけないとわかります。まともな手がダメとすれば…?
黒1と1の一へコスむ手が唯一無二の粘り筋。AとBの2ヶ所へのホウリコミを見ています。このあとはコウになる変化がかなりの数存在しますが、
この図のコウが双方最善のようです。このコウは黒がAと解消したとしてもまだ白Bと二段コウを仕掛ける手が残ります。初手の発見が最大のポイントでした。
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皆さんこんにちは、tsumebloです。
「5日に記事1本」と宣言したばかりなのに、遅くなって申し訳ございません。
今回は読者さんからのリクエストで、tsumebloが個人的に注目しているこれから大活躍しそうな若手女流棋士を紹介させていただこうと思います。
これから大活躍しそうな若手女流棋士…と言えばほとんどの方は英才枠で入段した某小6棋士を思い浮かべられるかと思いますが、tsumebloはつむじ曲がりなのでN.S二段ではありません。
一体誰を挙げるのか?
それは……
デデン!
辻華初段
です!!
2000年生まれの現在20歳、入段からまだ2年にして女流棋戦の本戦でかなり活躍し始めているので、すでに注目されている方は多そうです。
NHK杯の記録としても親しまれていますよね。
2019年に新設された女流特別推薦枠で入段し、その年に強敵をなぎ倒し早くも女流棋聖戦で本戦入り。一回戦でその後女流棋聖の座に就く鈴木歩七段に敗れはしたものの、強烈な印象を残しました。
昨年2月には博多・カマチ杯で本戦二回戦に進出し、藤沢里菜女流立葵杯(この後カマチ杯優勝)をあと一歩まで追い詰めました。
昨年12月には復活した女流名人戦の予選を突破し、今年1月末~3月にかけて争われた7人による挑戦者決定リーグ戦に、ビッグネームが並ぶ中割って入りました。6戦全敗で跳ね返されましたが、いい経験になったと思います(お前が言うな)。
すでに実力は女流タイトルホルダーらとほぼ変わらないと思うので、この後が楽しみです(お前が言うな2回目)。
近いうちに女流棋戦の挑戦手合で辻初段の碁が観られると思いますので、皆さんも楽しみに待ちましょう(お前が言うな3回目)!!
<詰碁出題コーナー>
今月17日に「張栩の捨て石詰碁」の上下巻が同時発売されましたよね。
tsumebloは買えていませんが、間違いなく素晴らしい本でしょう。
tsumebloはこれに便乗して、捨て石詰碁を作ってみました。
「tsumebloの捨て石詰碁」黒先です。簡単な問題ですが。
最後に辻先生、tsumebloのようなザコがこんな上から目線な記事を書いて大変申し訳ございません。
万一この記事を読んでいただいたのであれば、笑い飛ばしていただければ幸いです。
※見出し画像と記事本文には何の関連もございません。
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