虹いろカエル通信

ハワイアナ日々の雑記帳

ジャボチカバに花が

2010年10月25日 | 日記
ジャボチカバって早口言葉みたいで変な名前でしょう? ブラジル原産のフトモモ科の常緑

樹で、実はブドウの巨峰そっくりの形と味です。でもブドウのように房なりではなく、幹に

びっしりと付いていて、一見 真っ黒い甲虫が群れをなしている感じがして、おいしい果物

という事を知らなかったら、絶対に誰も近ずかないとおもいます。

知らなかったということで、ジャボチカバに関して私は、とても残念な思い出があります。

 一昨年の夏、家族で沖縄に行った時のことですが、たしか平和記念公園だったと記憶して

いますが、孫たちがバスケットボールで遊んでいるので、木陰をさがして歩いていると、公

園の片隅に5メーターは越す大木がちょうどいい木陰をつくっています、やれやれと近ずい

てみると、幹という幹にビッシリ黒々とした甲虫が......あわてて場所を変えました。

そう、あの大木がジャボチカバだったのです。そして、あの甲虫群はおいしいおいしい実だ

ったのです。帰ってきてからそのことを知って、食いしん坊のわたしとしては、残念×無限

大でした。

それと、ジャボチカバの実は劣化するのがとても早く、採ってから15分ぐらいでもう味が

落ちてしまいます。ですから市場に出回ることは全くなくて、木の植えてある家庭だけが味

わえる幻の果物といわれています。一本植えると孫子の代まで実を付ける、生命力の強い木

なので福木として珍重されているそうです。

じゃあ植えようてみようと執念で探したジャボちゃん、初夏には30個ほどの実をプレゼン

トしてくれて、みんなでワケワケしてたべました。本当においしかったぁ!!









この写真のどこかに足にまんまるの花粉をつけたミツバチ君が1匹いるはずです。???









見当たりませんね、働き者のミツバチ君でした。