昨日の読売新聞の夕刊に、現生人類ではない、絶滅した別種の人類ネアンデルタール人が描いた
可能性大の(世界最古級アルミタ壁画)の写真が載っていました。
約4万8000年前の壁画だそうです。どんな格好をして、何を考えて描いていたのだろうかと、
遥かはるかな太古に想いを馳せるとき、今、わたしの中でざわついている悩みなど、瞬時に吹き
飛んでしまいます。
同じ紙面に、飛鳥時代後期(7世紀末)の戸籍木簡の記事もありました。
福岡県太宰府市の国分松本遺跡で発掘された木簡は、大宝律令の制定より前に、国家が人々を
直接把握して支配していたことがうかがえる第一級の資料だとの説明があります。
ネアンデルタール人の手形や戸籍木簡、どちらも遥かな時間の流れの中の限りないロマンの
一片です。
ブログで、去年の今頃、あなたはこんな写真をアップしていましたと知らせてくれるサービスが
あるのですが、カエル、金魚、トマトなど、今と全く同じ写真が並びます。
限られた空間の中で定められた時間を、何の変哲もなく過ごしているのがよく分かります。
個人的には、それでいい、それがいい、とは思うのですが、(虹いろカエル通信)を見ていてくださる
多くの方にちよっぴり申し訳のない気持ちでもあります。
何の変哲もない日常にお付き合いくださってほんとうにありがとうございます。