11月23日のブログで、佐藤愛子さんの[私の遺言]を読み始めた事を書きましたが、
初めに、不思議大好き人間なのでわくわくします等と、軽々しく書いていました。
しかし、読み進むほどに、存在する心霊の世界はわくわくするような半端な世界ではない
ことが伝わってきて、身の引き締まる思いで読み終わりました。
五十一歳のときに、北海道に山荘を造った時から始まった、さまざまな霊との対峙は
七十九歳になるまでの、約三十年近くの歳月を、さすらい人のように彷徨してきたと
佐藤愛子さんは、本の最後の方に書かれています。
三十年という半端ではない時間を、その時どきに出会われた指導者によって、導かれながら
歩いてこられたのだと思います。
三輪明宏さん、江原啓之さん、といった私たちになじみ深いお名前もあります。
わくわくすると読みだした[ 私の遺言 ]、あぁ、面白かったと軽々に閉じられる本では
ありませんでした。
死後の世界があり、私たち一人一人の波動によって逝き先の世界が違うのだそうです。
花が咲き、美しい音楽が流れている天国、暗くじめじめとした暗黒の世界など、波動の
違う世界が幾重にも重なっているという死後の世界、願わくば花の咲く世界へ逝きたい
ものです。
そのためには、その波動に合った自分自身にならないと・・・・・・・・
とにかく[ 私の遺言 ]は、深く考えさせられる一冊でした。
死後の世界や霊の存在など信じられないという方も、一度、佐藤愛子さんの経験された
壮絶な霊との戦記 [ 私の遺言 ]を読まれることをお奨めします。
きっと、毎日の生活の中実が、少し変わるのではないかと思います。