前回は骨盤にある2つの関節、「仙腸関節」、「恥骨結合」と関節の役割には「安定」と「可動」の2つの役割があるということについてお話してきました!
今回は安定の役割が大きい骨盤部の関節に異常が起きると、どのようなことが起こるかを書いていきます。
仙腸関節の可動域は1~3ミリ程度と言われていますが、可動が大きくなりすぎてしまった場合、関節が「不安定」な状態と言えます。
なぜこのような状態になってしまうかと言うと、骨盤を安定させるじん帯、骨盤周辺の筋肉などの組織に対して負担がかかる動作を繰り返すことによって、それらの組織に機能障害がおこり、骨盤部の関節を支えることが出来なくなるためです。
不安定になった関節には、さらに負担がかかりやすくなり、周辺の組織への負担が増し、じん帯や筋肉の痛みや、関節面への負担による関節痛につながると考えられます。
逆に可動が小さくなる原因としては、加齢が挙げられます。関節は関節包という水分の入った袋に覆われているのですが、加齢とともに水分量が低下し、徐々に柔軟性を失い骨化していくと言われています。
わずかな可動域の仙腸関節ではありますが、このわずかな可動域の消失が、動きの連動に異常をきたすことも考えられ、痛みへとつながることもあります。
仙腸関節の痛みは腰痛の60%を占めるとも言われています。骨盤周辺に痛みを感じている方は仙腸関節の異常を疑ってみてもいいかもしれません。
いつまでたっても取れない腰、骨盤の痛みには骨盤矯正が得意な整体院「セレンディピティ」までご相談ください!
次回は「恥骨結合」の異常について書いていきます。
早いもので、気が付けば今年も残りわずかとなってまいりました。
皆様、良いお年をお迎えください
大野でした。。。
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