** NAKASUKA BASE **

身の回りの気になるモノを。。。

サバと祭りはどっちが大事か

2010-10-17 23:45:02 | 釣り
10月の16、17日は僕の地元の秋祭り「ちょうさ祭り」である。
家族で久々の帰省。といっても車で1時間かからないので帰省というほど
大げさなものではないのだ。

僕は地元に帰ると必ず近所の漁港へ出かけてしまう習性がある。小さい時から大好きな場所なんで
仕方がない。ここ近年は、はやりのエギングをする人の数がかなり増えた。昔ながらのバクダンやサビキ
なんかやっているのはおじいちゃん連中が多い。竿やリールにも年季がはいってる。

バクダンは中学の時によくやった釣りだ。おからやさなぎ粉、赤土、アミエビを混ぜてやわらかい
団子を作る。刺しエサにオキアミをつけて団子でくるんで放り投げるので見た目がバクダン。
団子が溶けて中から刺しエサが飛び出したところに魚が食いつくというわけ。
関西の紀州釣りってやつだ。釣れるのは主にはチヌにボラ。スズキなんかもかかる。

堤防からサビキをしている子供らをしばらく眺めてみる。サビキにスズメダイが狂ったように
群がっている。その下1mくらいに、おそらく80cmはあるだろうスズキがゆっくり回遊
している。ルアーを引っ張り出そうかと迷ったがやめた。

そのあと昔からよく通っていた河田釣具店に行ってみた。じいちゃんが相変わらず元気そうだ。
最近何が釣れてるか聞いてみると、30cm弱のサバが廻ってきてるとのこと。
サビキとウキを購入。明日の夕マズメにでも竿出してみよう。

さて、翌日は観音寺へ祭りを見に行った。高校の同級に偶然会った。同じ部活でよくつるんでいた。
5年ぶりくらいに再会した彼はだいぶ老けていた。「お前もな」と言われる。確かにそうだ。
奥さんも同級だが、こちらはあんまし変わらない。おやじによく似た3才の子供がくっついていた。

うちのオヤジがちょうさ差し上げの写真を撮りたいと言ったので夕方まで待つことになった。
祭りもいいが、サバが気になってしょーがない。3分おきにサバ1匹損しているカンジがする。



家に戻ると5時半。すぐ港へ走ったがすでにみんな帰り支度。知ってるオッサンがいたので
聞くと4時前後が入れ食いだったが、5時前でぱたりと終わったとのこと。
アミエビ買ってるので一応竿出すも反応はやはりなかった。10分でウキも見えないくらいに
暗くなった。サバごときでモヤモヤしてる自分の小ささにイヤになりながら帰宅。

唐突に話は変わるが、やはりちょうさは5号坂本太鼓が一番である。