** NAKASUKA BASE **

身の回りの気になるモノを。。。

エサ取り釣集団

2010-10-23 23:40:52 | 釣り
「来島海峡の津島や馬島周辺でハマチがあがっています!」
「サイノ洲での鯛ラバで秋の荒食いマダイという方向も考えられますね。」
「いやいや、比岐島周辺でエギングやろ?」
「僕はコーラがあればとくに文句ありません」

何かと理想高きわれらシロート釣り集団は、10/23(土)今治を目指す。
メンバーは4名。今回、桜井にある内海マリーナから初出港。道中マリーナの人から
連絡があり、波が高く釣りにならないよ、との連絡。キャンセル料なしでいいから止めても
いいよとの事だ。釣りにならないと言われても、毎回釣りになっていないぼくらは、
この悪条件にも迷わず出港を表明。

砂浜の海岸に走るレールで船をおろすトコが新しい。
チルトダウンし、2500回転で荒れた海を進む。沖合1kmくらいになると
だいぶ波が高く、しぶきをかぶる。横波をかわしながらもだいぶ傾くんで
怖い怖い。結局、来島海峡は諦め、マリーナから7kmほどにある比岐島へ。
たぶん10分もかからないだろう比岐島へ30分以上かけて到着。島の南側の波が
マシそうなトコへアンカリング。先客は2隻。11時釣り開始。

しかしこの船だけは、魚探がないんで水深も地形も、トーゼン反応もわからない。初上陸の
島なんで暗礁がこわい。まずは全員サビキ仕掛けでおろす。Tさんは得意のエギング
で2刀流。ぼくはメバル胴付きの2刀流。20分ほどやってると、サビキの撒き餌が
ききだしたのかアタリが出始めた。型のいいベラ。テンションが下がる・・・。

その後もベラのオンパレード。たまにメバルが交る。期待していた平アジはこない。
釣れれば即タタキ!とメンバーのベクトルにブレはない。おろし生姜もスタンバっているのだ。

お昼前に沖ノ瀬に移動してみる。サビキを下ろすといきなりN君に25cmのメバル。
しかし、その後仕掛けが流されまくりポイント移動。

新しいポイントでサビいてるとN君に何か大きなアタリ。魚がぐいぐい走る。ドラグも
なりっぱなし。本人はハマチだと言ってきかない。結局道糸がなくなりプチン。

2時前に平市島横の白壁にいってみる。マリーナのおっさんがハマチ船団が餌のゼイゴを
釣るポイントだと言っていた。マリーナからも確かにかなりの船が付いているのが見えていた。
ここでゼイゴを釣ってアシカ磯へ行くらしい。

平アジがダメならゼイゴでも・・・。だいぶメンバーも考えがセコくなってきた。
相手はハマチのえさである。わしらはついにプライドを捨てエサ取りになったのだ。

エサ取り化したメンバーが白壁でサビキをたらすも反応なし。船も1隻だけで反応なさげ。
ここも諦めて、最後は平市島で適当に時間をつぶして帰港。だいぶ波は落ち着いていた。

マリーナのおっさんや他のお客さんらしいおっさんらが「どーやったんやぁ」と集まってくる。
いけすのベラをみて気の毒そうな顔をしている。メバルがぼつぼつ釣れているらしいが、
今日みたいな日は波音におびえてメバルが食わないらしい。シロート集団も勉強になる。
ここいらの海は北東からの風は波が立つのでダメらしい。覚えとこ。

設備や船がいけてないが漁場へのアクセスがいいマリーナだった。せめて魚探はほしい。

次回は、大三島へわたり基本に忠実に丘っぱりから獲物を狙うとの意見で一致し解散となった。