今年は本当にシーバスが釣れない年だったように思う。
昨年まででどうにかパターンみたいな物を掴んだかに見えたのだが今年はそれが全く通用しなかった。
おかげで年間の釣り時間のほとんどを費やしたにも関わらずこれまででも最低の釣果だった。
そんな’08年もいよいよ終わりに近づいてきた。
今年最後ということでセイゴでも釣ってシーバスシーズンに終わらそうとも考えたが、会社も休みに入ったしそれにガソリンも安くなったのでちょっと遠くまで足を伸ばしてメバリングとしてみた。
明るいうちは風が強くてどうしようかと思ったが暗くなりだしてから上手い具合に風も治まりこれはメバリング日和って奴じゃないですか?
pm7:00突然そいつは現れた。
ボトム付近をハエが停まる位のスピードで流していると『コーン』という金属的なアタリの後根掛りしたような感じでルアーが動かなくなった。
『ソイか何かに潜られたか?』
と、思った直後ノソノソと魚が動き出した。
根に潜られたのではないようだ。だとするとこの魚は何だ?
時々ドスンと重々しい反転を見せるが結構簡単に水面まで出すことが出来た。
夜光虫が魚の回りに付きまとって魚の正体が良く解からない。
大き目のソイか、それとも・・・
ラインを信じて一気にごぼう抜きだ。(玉網なんて持って歩いていないのだ)
バタバタと暴れているおとは聞き覚えがある。
ライトで照らすとそこには今まで見たこともない大きさのメバルがキョトンとしているではないか。
これが噂に聞いた尺メバルって奴か。
ちょっと薄べったくてお腹もスリムな雄だった。
もしこれがメスだったらリーダーから切れていただろう。オスであった事に少しだけ感謝。
その後も食い渋りの中18cm程度のメバル4匹,ソイ1匹、足元でドンコ2匹と釣って今年の釣り納めを終了とした。
さて年明けもメバルからスタートとなりそうだが来年のシーバスはどうなるのだろうか。
いまから心配しているのである。