今回は毎日のライフワークの中でのこと、地域住民の方々との奉仕作業中の出来事をご紹介したいと思います。長年守り続けてきた地元の大師様をみんなで美化作業をしたときのお話です。
建物の汚れの拭きあげ、傷んだ場所のサンダー掛けなどをして、翌週に自然植物油を塗り施しました。
わいわいガヤガヤ、プロにも負けない住民の結束力。
地域崩壊とか少子高齢化による限界集落など現状は楽観視できませんが、まだまだ頼りになる先輩達であると実感しました。
で、ここからが本題!
実はそのことを一部始終声を聞きみんなの作業を見守っていた者がおりました。
発見!
くまモン!?
いやいや、
それは小さい小さいいぶし銀に輝くカエルさんでした。
いる場所にびっくり!!
柱のてっぺん、差し桁ヌキにまるで飾り物の様にじっとそのままの状態なのです。
今年の夏は暑い日が長く続いて、雨量も少なく、おそらく恰好の居所を見つけたのでしょう。
地元の人達もよく堂様に涼みに来て世間話をしたり、昼寝をしたり、夕涼みをしたり利用しています。
それにしても食べるときはどうするのか!?
飛んで来た虫、クモの巣に引っかかった虫など食べて過ごしているのでしょうか。
発見した私が小箱にそのカエルを入れて下に降ろしました。
その場にいた人達も珍しそうに、
「よっぽど気持ちのよか所を見つけたばい!」
「守りガエルばい!」
その後また作業をして、そして終える頃にまたびっくり!
なんと同じ場所にカエルがいるではありませんか!!
どうしてどうして先ほど小箱に入れたのに、、抜け出して登った!?
カエルが移動するのを見ていた人がいて、自力で登ったそうです!!
そうなんだ、手足に吸盤があるからねと納得!
堂様守りガエル。大切に大切に守りたい。
地域の自然、伝統を守りたいと改めて思わされた情景でした。
カテゴリーの「ピント舞夢(ぴんとまいむ)」とは私の造語で、
日常の思わぬ出来事、発見を未来志向で思いを綴ることを意味します。
次回ブログも「ピント舞夢」な内容をお届けする予定です♪