中国のジーンズ工場で働く女性たちの時給は7円。ただでさえ低賃金なのに遅刻したときや態度が悪いときには罰金も引かれるんだって。クスクス笑いしても罰金取られるんだぜ!?クスクス笑いなら私もよくするけど。工場の経営者が外国の会社の顧客との商談の場面もあって、良心よりも顧客の要望にこたえて取引をうまくいかすことを優先していて、人権が発達した先進国の顧客でさえも、過酷な労働条件下で働かされている従業員のことは目も触れず、「いかに安く買い、いかに安く売るか」だけを考えていた。もっぱら売り手市場になっている中国の厳しい現状だ。
また、映画の前のトークショーで司会の方が、「ファーストフード」にたとえて「ファーストファッション」とおっしゃっていた。流行は変化するもので、今流行っているスタイルが1ヵ月後にははやらなくなる時だってある。それに対応すべく短期間で大量生産するため、そのジーンズ工場では期限に間に合わせるためには深夜までの残業や徹夜もよくあるという。食べ物は消耗品だが、それに対して衣服は本来非消耗品であり、時間をかけて作ってもいいはず。それをファーストフードと同じ感覚になってしまっては、労働者の負担は増すばかりで、決して良いことではない。
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