毎朝通勤しながらFM21の歌謡曲番組聞いてるんだけど、先週から8時から8時5分の間歌謡曲の番組を中断して、飲酒運転で夫をなくした子持ちのお母さんが警察署長へあてた手紙の朗読が放送されている。夫が飲酒運転をして事故を起こし、被害にあって亡くなった男の子もいて、夫自身も亡くなった。彼女は被害者の遺族から賠償金を請求され続け(親戚まわりをしてでも賠償金を出しなさいと)、生活が厳しい状況に陥りとても困ったご様子。家にあるテレビや冷蔵庫も売ったとのこと。これはなんも罪のない子どもや親戚にまで「連帯責任」を負わされているという形になっているといえる。私は連帯責任が嫌い!でも息子さんを亡くされたご遺族の心情からするとごもっともなことで、とても考えされられた。
先週木曜日の奇跡体験!アンビリバボーでは、「二俣事件」という冤罪事件の話。自分に都合のいいように捜査を行ったり、拷問を加えたりして罪のない人を犯人に仕立て上げる上司と、異議を唱え容疑者の無実を証明するために行動を起こし、処分を受け、偽証罪で逮捕までされた部下の実話。警察は縦社会で、たとえ上司が間違っていても上の人が決めたことは絶対で、それによって無実の人が罪を着せられる。なんとも悲しい現実だ。
そして沖縄復帰の密約に関するドラマ『運命の人』が22日(日)から始まった。見たいからビデオをとって、まだ見てない。
警察だったら冤罪がおこり、食品会社だったら食中毒を起こす人が出る。こういった不正義が行われていてもそこで働いている人は自分の仕事がなくなるのを恐れてなかなか言い出せないものだ。とくに一家の大黒柱として働くお父さんは自分がクビになって家族に迷惑かける事のないようにそう考えるんじゃないかな。
これに関して、私は「男は仕事、女は家庭」という価値観をなくしたほうがいいんじゃないかと思う。お父さんが必ずしも一家の大黒柱にならなくてもいいという世の中になれば、男女を問わず誰でも不正義がはびこる職場から身を引き、外部から告発するという行動を起こすことがしやすくなると思う。
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