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日本の嫌なところ:伝統芸能に世襲が多いこと

今日は建国記念日、私にとっては【嫌国記念日】ということで、日本のこういうところは嫌だなと思うことについて書きます。

歌舞伎、能、狂言、大衆演劇といった日本の伝統芸能に世襲が多いことに関して、良いことだとはとても思えません。オペラや西部劇、その他欧米の演劇界はあまり世襲しないのに。中国の京劇も昔は世襲が多かったけど、国家資格化によって世襲は減っています。
伝統芸能一家に生まれて跡を継ぐことが期待され、職業が自由に選べない、海外に移住したくてもできないといった問題以外にも、以下のような弊害があります。
歌舞伎役者の市川染五郎さんと松本幸四郎さんは舞台から転落してけがをしました。そういった危険な仕事が世襲されるのはかわいそうだと思います。
芸能人は役者魂から体調不良でも舞台に立つことが多い。外国はどうかわからないが、日本は根性論のお国柄なので、もしかしたら日本独特か日本でその傾向が強いかもしれません。普通なら休むような体調不良でも休めない立場が世襲されるというのもかわいそうです。ちょうど去年の2月10日(建国記念日の前日)、『金スマ』で梅沢富美男さんを取り上げていて、彼がインフルエンザで40℃の熱を出して病院で点滴を打っていた時、母親が「舞台に行け」と言って舞台に出されたというのを見て、すごくかわいそうだと思いました。熱があっても「舞台に立たねば」という思いから舞台に立ったという俳優さんの体験談は聞いたことがあります。自分で感じてそうする分はいいけど、梅沢さんの例のように他人に強制するのはすごくかわいそうです。観客に感染するという問題もあるので、今はさすがにインフルエンザで舞台に立たすということはしないでしょうね。だといいけど。

世襲の最たるものといえば、天皇制です。法律で世襲することが定められているのだから。天皇・皇族は職業選択の自由や居住地選択の自由、プライバシーがなく、さまざまなしきたりがあって堅苦しい生活を送らなければならないなど、人権がないに等しい状態にあり、基本的人権や法の下の平等を盛り込んだ憲法に違反しています。それなのに国民の大半は天皇制を容認している。天皇が生前退位の意向を表明したことをきっかけに、公務の過重な負担や天皇・皇族の個人の権利に関することなど、皇室を取り巻く人道的な問題が注目されたが、天皇制廃止論は勢いづいていない。天皇・皇族に人権がないことを認めながらも天皇制を支持する人も少なくない。日本のそういうところ、私は嫌いです。

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