なんと1999年の『Party! Party!』以来、10年ぶりの新作だそうで...
日本で活動し1990年代に数枚のアルバムを残すボサノバ・ユニット「Prismatica(プリズマティカ)」の嬉しい復活作...♪
■ Prismatica / Life Giving Water (Rip Curl Recordings, Japan, RCIP0132, 2009)
01. It Ain't Over Till It's Over (Latin Version)
02. Nacao
03. Flowers & Bugs
04. Life Giving Water
05. Altair & Vega
06. Into The Light
07. It Ain't Over Till It's Over (Bossa Version)
08. Life Giving Water (Jazztronik Remix)
このユニットの最大の魅力は、何と言ってもクリア(透明感があり爽やか)でナチュラル、かつキュートな「Cilene O'hara」サン(「英語」「ポルトガル語」とも堪能だし)の歌声なわけだけど...
それは10年経っても健在で、内容以前にこの歌声をまた聴けただけでワタクシは「満足」と言っても過言でないくらい...(^^)
でもそれでは記事にならんので(笑)、内容のほうも簡単にだけど...
まずは「どこかで聴いたことあるよなあ...(?)」と思っていたら、「Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)」のカバーだった「01」と「07」は、両ヴァージョンとも「セリーヌ」サンの歌声を活かしきった見事なアプローチで、アレンジ面等におけるこのユニット(スタッフと言うのかも知れないが)のセンスの良さが覗える好チューン...(^^)
現代「R&B」風なはじまりを見せる「02」にしても「セリーヌ」サンにかかるとどこか涼しげでこれはこれでまた魅力的だけど、「03」はハウスっぽすぎてワタクシにはちとツラし...(^^;)
ほか綺麗なバラード「04」に、ほとんど日本語で歌われる「05」、はじまりのスキャットがたまらん和英混合の「06」も彼らの魅力満載...(^^)
ただしデビュー前から彼らのファンだったという「Jazztronik」がリミックスを手掛けたという「08」は、(リミックスの)技術の高さはスゴイと思うけど、曲として聴けるかはちょっと別かも...(ヒーリング・ミュージックみたいな聴き方すればいいかもしれないけど...)
まあ何はともあれ今後も定期的に作品をリリースしていただければと望むわけで、いずれにせよワタシャ一生ついていきますぜ...♪
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