第24回出版UD研究会
「欧文書体の選び方・使い方」
■ゲストスピーカー:小林 章(独ライノタイプ社 タイプディレクター)
●日時:2009年10月31日(土)14:00~16:30(受付開始13:30)
●会場:専修大学神田キャンパス 1号館 106教室(→302教室に変更しました。)
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/kanda_campus/index.html
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/kanda_campus/kanda_camap.html
最寄り駅:神保町駅(都営三田線、都営新宿線、メトロ半蔵門線)出口A2より徒歩3分。
九段下駅(メトロ東西線、都営新宿線、メトロ半蔵門線)出口5より徒歩3分。
1970年代、ユニバーサルデザイン(UD)なんて言葉が生まれるずっと前に『Frutiger(フルティガー)』という 欧文書体が開発されました。21世紀になって、なんとこの書体がUDという視点から注目されているのです。いったいその可読性の秘密はどこにあるのでしょうか!?
今回は、独ライノタイプ社のタイプディレクターである小林章さんに、その秘密を解いていただきます。
また、Frutiger の改刻版 Neue Frutiger (ノイエ・フルティガー)制作のため、作者アドリアン・フルティガー氏との14ヶ月にわたる共同制作の貴重な裏話をはじめ、欧文書体の選び方や使い方の手がかりとなるお話をしていただきます。
<ゲストスピーカーのプロフィール>
小林 章(こばやし・あきら)
2001年よりドイツ在住。1998年、本文用書体「Clifford」が米国のコンペティションで本文部門1位・最優秀賞を同時に受賞。2000年ライノタイプ社の書体コンペティションで書体「Conrad」が本文部門1位を受賞したのをきっかけに、同社のタイプ・ディレクターとして招かれる。おもな職務は、書体デザインの制作指揮と品質検査、新書体の企画立案、コーポレート書体の提案と制作など。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏(ドイツ)やアドリアン・フルティガー氏(スイス)と共同で、両氏の書体の改刻もおこなっている。
海外と日本での講演多数。2005年に、著作『欧文書体:その背景と使い方』が、2008年に『欧文書体2:定番書体と演出法』が美術出版社より出版された。
北京師範大学珠海分校国際コミュニケーションデザイン学院名誉教授。