出版UD研究会ブログ

本にかかわる仕事をしている人と多様なニーズをもつ読者が、読書のユニバーサルデザインについて考える広場です。

6月6日(土)第20回研究会のご案内

2009-05-12 22:09:32 | シーズン3

■第20回出版UD研究会「読みに困難を感じている人にとっての読書」
ゲストスピーカー:神山忠さん(岐阜県立関特別支援学校教諭)

●日時:2009年6月6日(土)14:00~16:30(受付開始13:30)
●会場:豊島区立勤労福祉会館6F大会議室
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
(池袋駅西口下車徒歩10分)

 ディスレクシア(読み書き障害)という言葉を聞いたことがありますか? ディスレクシアとは、知的な能力、視覚や聴覚機能に特別な問題がないにもかかわらず、生まれつき読んだり書いたりすることが苦手なLD(学習障害)の一つです。
 今回はディスレクシアの当事者である神山忠さんに、ご自身の体験や、読みに困難を感じている人へのヒアリング調査などをもとに、ディスレクシアの人はどんなことに困難を感じているのか。
 また、読書に関してどんなニーズをもち、どのような出版物やサポートを求めているのかについて語っていただきます。

<ゲストスピーカーのプロフィール>
神山 忠(こうやま・ただし)
 岐阜県立関特別支援学校教諭高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。毎日の訓練後に夜間の短大に通い、教員免許(中学技術)を取得。
 中学校の教員として(7年間)、校内暴力、家庭内暴力の問題に取り組む。その後、中学校の特殊学級の担当として(5年間)不登校問題、いじめ問題に取り組む。岐阜市立岐阜特別支援学校(知的障害)に異動後、自身がディスレクシアであることをカミングアウトして、誰もが適切な教育が受けられるようにという思いを胸に各地で講演やシンポジウムを行っている。
 現在は岐阜県立関特別支援学校(肢体不自由)に勤務(3年目)している。


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