ＴＯＫＡＧＥ特殊遊撃捜査隊～今野敏

何気なく借りた本だったけれど、面白かった。


特殊部隊というのと誘拐事件と言うのがどう結び付くのかという点と、事件の解決までが読み手を引き込む。

今回は隠密に捜査するバイク隊と言うのが、面白かった要因かな。普段見聞きしない舞台なのが新鮮。

のぼうの城～和田竜

映画化もされた一冊。映画を見てから読むと、のぼう役の野村萬斎はなるほどと思う。

最後までのぼう様の姿はわからず。凄いやつかもと匂わせておいて、のらりくらり。能ある鷹は爪隠す。

隠しすぎ。

刑事のまなざし～薬丸岳

昨年？ドラマ化されていました。ほぼ原作の通りだったんですね。
読んでいるとドラマの椎名桔平さんが浮かびます。


３０歳にして警察官に転職。交番勤務を経て刑事に。そのきっかけは娘が事件の被害者になったこと。

読んでいくと発端となった事件の犯人もわかるが、やりきれない。もやもやした感じ。

盲目的な恋と友情～辻村深月

タイトルを見たとき、「盲目的な恋と、友情」だと思ってたけれど、違った。
盲目的な恋と盲目的な友情の意味だったんだね。

恋の相手は指揮者。将来を有望視されてキラキラと輝いている彼。そんな彼にはまってしまった…。
小説なのでいくつものどんでん返しがあり。


盲目的とは、ここまでのめり込むことなのかと、恐ろしかった。


盲目的な恋も怖いけど、盲目的な友情も一方的すぎて怖い…。