Sunny Side Uku Park

ウクレレレッスン クラスヒロ インストラクターのウクレレ雑記

オリジナル

2020-03-28 17:32:20 | ウクレレ
ウクレレって小さくて弦が4本だし音域も狭いのに本当にいろんなジャンルの曲を演奏できるのには今更ながら驚きます。
その反面何を演奏するか考えてしまうときもあります。
もちろん好きな曲を好きなようにやればいいんだけど、もうすでに沢山の曲がウクレレソロにアレンジされていて新鮮さみたいなものを感じにくい…なんて。

そこで試みに自分のオリジナルをやってみました。
といってもウクレレ用に作ったわけではなくずーっと昔にやってたユニット用に、もともとある詞に曲をつけたものです。
「凄く天気なのに雨が降ってる」といった心象風景的な詞なのでウクレレバージョンのタイトルは”Sunny,Rainy Day"


アンニュイな詞の朗読みたいな感じの曲です。

除湿剤

2019-07-06 21:01:21 | ウクレレ
梅雨真っ只中。
湿度も急上昇でジメジメベトベト不快ですね。
ウクレレも人と同じで湿気は大敵。
ネック反りなどの原因となります。

楽器の湿度調整用にとしてウール素材のMois Keeperをケースに入れていますがあまりの湿気に干してもすぐにインジケータがピンク(要乾燥)になってしまいます。

そこで新たに湿度調整剤を購入。

Boveda B49HA High Absorption

湿度を49%に保つということだと思います。強力なタイプです。

ケースに入れてみると…


ピンクになっていたインジケータが青に変わってきています。
効果を実感。
梅雨明けが待ち遠しいですね。

意外なものが

2019-01-08 21:45:59 | ウクレレ
今日は教室は休みでしたが、ウクレレに外付けするピックアップをいじりにいっていました。
いろんなピックアップを試しましたが、個人的にはSchatten DesignのDualieが一番ナチュラルで良い音がすると思います。

問題は貼り付ける方法なのですが、パテだと厚みが出たり、均等に延ばせなかったりという問題があります。

両面テープを使う手もありますが、剥がすとき塗装を傷めたり、弦のテンションで微妙に膨らんでいるトップに馴染まないのが難点。

そこで少しクッション性があり、片面が弱粘着の両面テープを探して購入しました。


厚さ1mmのクッションがトップの僅かな膨らみにも馴染むし、弱粘着なら塗装へのダメージも少ない。ヨシッ!
と使ってみたところなんと…音がちっちゃい…。

ダメだったなぁとガッカリした矢先、思いついたものがありました。
先日グループレッスン用に買った丸カーペットに付いていたこれです。


カーペットをフローリングに固定するものなんですが、カーペット側は強い粘着力があり、床側は粘着剤ではなくペタペタしている程度というものです。
写真のようにピックアップの形にカットして貼り付けてみました。



厚さが0.3~0.5mm位でボディにしっかり密着します。


スポンジより強度のある素材のため振動も伝わりやすいようで音もいい感じです。
丁寧に剥がすようコツは要りますが、糊の粘着ではないので塗装は傷めません。
メーカーさん、パテの代わりにこれがいいと思います!見てないと思うけど…。

意外なものがバッチリ役に立って何だか嬉しいです。

追記:ラッカー塗装はゴムに触れると溶けます。今回のウクレレはIsland Ukuleleでラッカー塗装のようですが3時間程度付けていても塗装に問題はありませんでした。テープの素材は不明ですが調べるとアクリル系のもののようです。粘着材にはゴム系のものもあるようなので、もし試される方は十分注意して自己責任でお願いします。

乾燥対策

2017-11-21 09:03:03 | ウクレレ
このところ急に寒くなりましたね。
教室でも暖房を使うようになりました。

気になるのが空気の乾燥です。
暖房を使うと一気に32%位まで湿度が下がってしまいます。

いつもは加湿できるファンヒーターを使うのですが、ダメになったフィルターの交換品が届くまで使えません。
amazonで買ったのですがなかなか届きません。

乾燥対策に使っているのがコレ。

中には粘土のようなものが入っています。

これを5分間水につけて…

あとは良く水気を切りウクレレケースに入れておきます。
湿気と乾燥では乾燥の方が楽器には良くないので気をつけています。

弦の交換

2017-11-16 21:57:50 | ウクレレ
生徒さんから「弦の交換時期は?」という質問を多く受けます。
これには明確な答えはありません。
物理的にもう全く使い物にならないというところまで使うなら相当持つと思いますが、使用頻度や弾き方にもよるので一概には言えません。

私の場合も明確に決まってはいません。

弦はテナー、コンサート共にKoolauのAlohiを使っています。
チタン混合のナイロン製で程よくキラキラした音で、太さやタッチはナイロン弦に近く扱いやすいと思います。

張りたてはしなやかで音も柔らかいですが、1ヶ月半位すると固くなり音も硬質で伸びやかさが無くなってきます。
そう感じたら換え時だとおもいますがついつい勿体なくてそのまま使ってしまうことが多いです。

大事な録音やライブなどがあるときはそれに合わせて交換します。

ウクカフェに向けて換えるにはまだちょっと早いのですが、段々乾燥してきたので、指板のメンテと合わせて交換することにしました。

ギアペグは手で回すと疲れるのでストリングワインダーを使います。

ペグのつまみを差し込んでグルグル回すのですが、気をつけないとヘッドを擦ってキズをつけてしまいます。
中古のウクレレでヘッドにワインダーのキズが付いている可哀想なウクレレを時々見かけます。
私はワインダーの中にティッシュを少し詰めてペグのつまみが深く入らないようにしてキズを予防しています。


弦を外したついでに以前紹介したフレットボードコンディショナーで指板を手入れします。


キレイになりました。
結構汚れていました。

アンダーサドルピックアップを取り付けているので、1弦側と4弦側の張力のバランスを取りながら弦を張って完了。

新しい弦はやはり気持ちの良いものです。